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短歌

夏をパテで塗りあげている頭痛ある籠もる疲労に、微熱かな
君のLINE三言目ゆうに足りなくて歩き通話に「なんでもない」、の
とめどなく好きとあふれる君となら子宮の中も君だったはず
いつまでも鳴る着信を目が覚めた途方割くまで響かせている
離れてく君の思春期何度目のサヨナラだろう 待っていたのに
ニーハイの線引く日焼けが猛暑日に長距離チャリのお疲れさまで。