短歌

前奏の暑さ微睡む朝ですがいかがお過ごしでせうか候
幾度目の待機が駆けていく真夜中を あたしが知らないあいだに
半端って云われる三つ葉の傘さしてびしょ濡れを演じているの
清涼な涙が宿るコロナ禍にそえる一滴 君の息吹が