見出し画像

春、俳句詠み始めました_1

今年1月中旬、ある方とお話しした際、会話の中で俳句の話となり、私が「俳句作ってみたいです」と軽い考えをお伝えしたら、その方が「季語集を買うと良いわよ」とお話ししてくださりました。

早速、季語集(季語歳時記)を購入いたしました。
季語集を読むだけでも、季節を映し出す日本語のきめ細やかさを感じることができ、またその本には、俳人や漱石などの名句が載っており、感嘆するばかりでした。
そんな名句を読んだ後で、私にも作れるかなと少し躊躇しましたが、一旦始めると五七五の中に言葉を当てはめる作業は、まるで言葉のパズルのようで、大変面白いです。

と、こんな事を言うと、俳句のプロの方からすれば、句とはそういうものではないと思われそうですが…。

  •••

さて、私の作った俳句の中で、今回はこの句をnoteにて投句いたします。

土筆とり
天麩羅にしてと
麺にのせ

この句は3月中頃に詠んだものです。

 •••

我が子と一緒に、4月から入学する中学校まで、息子が一人で行けるようにと、登下校の道を歩いてみました。

この日も中学校まで歩いた後、帰りは自宅を通り過ぎたスーパーまで歩いていこうと提案しました。息子は本屋でマンガを買いたいと思ったようで、心よく私の提案を受け入れてくれました。

スーパーまでの道中、息子が「人生楽あら、苦もあるさー」と水戸黄門のテーマソングを歌い始めたりして。この歳で時代劇ファンの息子、ユニークな子です。

 •••

やっと着いたスーパーで、私は食品を、息子は漫画の本を買った後、駐車場を歩き通ろうとした時、息子が「つくしがあるよ。」と見つけて、取り始めました。

よく気付いたものです。私は目が悪いし、たとえ良かったとしても気づかなかったかもしれません。

この写真は公園ですが、
駐車場のこんな感じの場所でつくしを発見。


家に帰ったら、「つくし、天ぷらにしてー」とせがまれ、少ししかないつくしを小麦粉で揚げ、うどんにのせて食べました。

なんてことないうどんが、一気に春の献立に。

他にも菜の花やふきのとうでもあれば、もっと華やいだかもしれませんが、うちはこのつくしうどんで充分春を感じました。

 •••

春は何処にでも潜んでいるのだと思いました。
子は潜んだものを見つけ出すのが、得意な子です。

こんな、なんてことない日々の思い出の方が、私の心に残るものです。ですので、この気持ちを句にしてみました。

 •••

下手でも、好きこそ物の上手なれの精神で、noteの投稿も句を詠むことも続けれたらいいなぁと思っています。(本当は句会に参加したいのですが、平日しか開催されていないようで、残念です。添削していただければ、もう少し上手になるかもしれません)


でも私はすぐに飽きてしまう方なので、続けれるかは自信がありませんが…



この記事が参加している募集

みんなでつくる春アルバム