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パパがいない屋久島旅行【運は生まれつきじゃない編】


屋久島から戻ってきて最初の朝。


息子はアオムシの奇跡を
引きずっていて、まじでアオムシの話しかしない。笑

(アオムシの奇跡はこのあと書きます)


いつもの保育園に送り
荷解きを終えて続きを書いている。



(壮大で素晴らしすぎるインプットだったので
壮大にアウトプットしないと進めない。
今日、書き切るぞ〜!笑)


1本目を読まれていない方は
絶対読んで欲しい。

ぜひこちらから


私は、屋久島のサブタイトルを
最終的に【試される島】にした。


けれど

初日や縄文杉に向かい始めた朝くらいまではずっと

強運であるということを
再確認する旅になりそうだ

そう思っていた。



運とは一体、何なのか?
それが深まるだろうと。


実際、最初から最後まで本当に奇跡の連続だった。



そして

運は生まれつきじゃないと確信するに至った。



愛知から福岡を経由して、難なく屋久島に上陸。
愛知は曇っていたが、屋久島は美しい晴天だった。


抜けるような青空、海、そして山。



エリカさんと空港で出会って話すうちに
早速、これが奇跡だと気づき始める。



5月19日に屋久島に着いたその前日
18日の午後から、なんと大雨で全便が欠航していた。


しかも、大雨で縄文杉トレッキングの
入り口までの道が陥没し、通れない。

到着した19日の午後にはなんとか
復旧(早い)していたけれど、入山はできない。


1日ずれていたら縄文杉は完全に中止だった。



なんたる強運。






屋久島は、1ヶ月に35日は雨だ
そう言われるほど雨が多い島だそう。

洋上のアルプスと言われ、
素晴らしい海と世界自然遺産の山が両方ある島。

神ガイド、エリカさんの写真をたくさん記事に貼ります!

天気も変わりやすく、島の中でも天気が全然違う。

そもそも、今回の3泊4日は曇りか雨だった。


結局のところ、傘を使ったのは
山に登り始めたスタート時くらい。


最終日も、70%の降水確率だったのに
飛行機に乗ってから、雨は降った。





旅行の時期については

"GWは避けようか!"

くらいの気持ちで、
かなり前から飛行機をおさえていた。



エリカさんは言う

今、いい時期なんですけど
梅雨が近いから
どうかなーーーと思っていたんです。

しかも、道は陥没したし!
どうしたもんかと。

しかも、数年前の全く同じ日の5月18日に
大雨で登山客が取り残されたことがあった。

奄美が梅雨入りしたら
1週間後に屋久島も梅雨入りするので

あと1週間遅かったら
梅雨に入っていました。

雨の後は、森がすごく綺麗なんです。
奇跡的なタイミングです。


このあたりから

強運を思い出す旅なのかも。

そんな気がしていた。




別記事の通り、空港から神社に行き


益救神社(やくじんじゃ)


おみくじを息子がひく。
ちゃっかり大吉をひいている。


いい写真.…🥹🙏




ここに漏れなく書き残せるか心配なほどに
それはまぁ、奇跡しかない旅で。




翌日、縄文杉へのトレッキング。

往復の10時間エリカさんから

こんなの滅多に見られないんですよ!
珍しいですよ、ラッキーです、

そんな言葉をたくさん聞いた。



印象的なシーンは、天使のハシゴ。


空気が水分を含んでいる上で、光が差すという条件と
光のラインが2本あることを指している。


エリカさんも数回しか見たことがないそう。

珍しいかどうかは、エリカさんに聞くまで
もちろんわからなかった。



それでも、すごいことはすぐにわかった。
そのシーンは本当に本当に素晴らしかった。



なんかいる、絶対。



私は何も見えないけれど
あんまりにも神々しすぎるから・・・


珍しいですよ!
という、エリカさんの解説を聞きながら見ていると


本当にすぐに消えてしまい、
まるで違う光景に変わってしまった。



本当に、たくさんの出来事が
歓迎を示してくれていたように思う。




エリカさんが言うには、


屋久島には、どう頑張っても来れない方がいるんだと。

複数回屋久島にチャレンジしても
なぜか飛行機が飛ばなくて永遠に来れなかったり。

天気とか何かしらの出来事で
縄文杉には会えなかったり。

逆に、屋久島に呼ばれている人は
よく帰れないことがあるんで気をつけてください。笑

そんな話をしながら何時間も歩いた。





縄文杉からの帰り道には
4頭の野生のヤクシカに逢えた。

これまたエリカさんに言わせれば
トレッキング中に動物に会えたらラッキー

って感じだそう。



基本登山道は人がいっぱい通るから
ヤクしかも山の中にいる。


シカに会えた!


そう思っていたら1匹が
どんどん至近距離まで降りてきてくれて、目が合った。


目と鼻の先。


そしてごはんを食べ始める。



エリカさん、ヤクシカが近すぎて
ピントが合わないというくらいには近い

(でもお見事です)


こんなの初めてです!

と、エリカさん。






縄文杉に会えた翌日のトレッキング。

もののけの森も、ハンパじゃなかった。

もののけ姫の舞台になったそう。
縄文杉コースを思えば、ハイキング。(強がり)



GWの次に登山客が多い休日にも関わらず
目的地の苔むす森が一時、貸し切り状態になった。


360度のパノラマカメラで、エリカさんしか映らない。



こんなことないですよーーー!

と、エリカさん。



神秘的で、言葉にならなかったよ。





苔むすの森から下山して、午後

女子会ランチの会場は、
営業しているはずのお店がことごとくクローズ…

(屋久島ではよくあることだそう笑)


腹ペコでホテル付近まで戻り。

4軒目に辿り着いたお店は、なんと
前日に行きたいと思っていたおしゃれカフェだった


大海老カレー🦐


遅めの昼食、デザート、コーヒー。
16時でお腹いっぱいに。


これまた

たまったま!
日曜日の晩御飯だけ、予約が取れていなかった。


そもそもガチめに歩行困難で、
子連れで夜道を出かける体力もない。



と、お店がテイクアウトができると!

注文!!!



お腹の空き具合と、体力面と、
もう何から何まで全てがベストだった。



その日は、余裕を持って就寝。

最後の強運はやっぱり息子。笑



最終日、朝日が眩しすぎて起きる。

なぜか晴天。


朝、パッキングしていると

折り紙の裏にアオムシを書け!!!

息子が私に要求し続ける。


寝ているアオムシ。
葉っぱの上のアオムシ。
起きてるアオムシ。
サナギ、ちょうちょ・・・・・。


その折り紙を家にまで持ち帰って眺める息子。


嬉しい息子は、朝ごはんの時に
ウエイターのお兄さんに折り紙の裏をみせる。


私のカスみたいな画力のアオムシ。

お兄さんはマスクをしていても、困っていた。





最終日は、飛行機の時間まで景色がいいところで
お写真撮りましょう!と、

エリカさんが
素敵なところに連れて行ってくださった。


昔、女性がここから先の山には入れなかった。
この場所で男性を送り出したり、無事を祈っていたそう。


お邪魔しますと鳥居をくぐると同時に
大きな木から葉っぱが落ちてきた。


その木に近づくと
まさかの!!

空中にアオムシふよふよ・・・・!!!


本当に!笑



スマホを置いてきたから
撮り逃したけど

蜘蛛みたいに木から糸を引いて
息子の顔の高さくらいの高さでふよふよしていた。

地面にいても、木にいても
気づかなかったと思う。


息子〜!!!と呼ぶと
アオムシがゆっくり落下・・・



ぽと

そこから息子はアオムシとずーーっと遊んでいた。


しゃくとり虫みたい


アオムシ.…!!!



帰宅してから、主人にも、保育園の先生にも
彼はアオムシの話しかしない。笑

確かに本物のアオムシは

ヘビ好きの息子にはたまらない
フォルムと動きだったなぁ…


なかなかアオムシと別れようとしない




…そんな感じでとにかく
ツキにツキまくっていた。



エリカさん目線でも

本当にその通り(強運を自覚する旅)に
なりましたね、と。



今日伝えたいと思ったのは
振り返るとツイていた、という話ではないということ


屋久島旅行は、天候だけでなく


子供を預けられるか?
縄文杉まで足や気力が持つか?

たーくさんの不確定要素だらけだった。



一歩一歩進めながら
行けそうかどうか?自問自答している感じ。



でも、縄文杉に向かう道中から


わたしたちどうせ強運だから
どうせ大丈夫でしょう!


そう思いながら過ごし続けて、
本当にそうなっていった。





私は、つい最近まで
ずっとツイていない人生だった。



ツイていない人生を自覚するところから、
ツキまくりの人生を自覚するところまで。


大きく変わったから
ものすごーーーーくよくわかる。


20代の人生と30代の人生は、印象が180度違う。




もしかしたら、ここ2年くらい私の発信を
見てくださっている方からしたら

加藤は、もともとツイているタイプ

みたいな印象を持っている方も
いらっしゃるかもしれない。


私はツイてなかった頃

あの人は持ってる系の人だな〜!

とか、よく思っていた。
旦那さんが、まさにその人だったりする。




持ってる系の人は、生まれつき。
私は残念ながら、そういう人種に生まれなかった。


って本気で思っていた。




でも、全然違った!


自分のあるがままを信じ
(自信)

やりたいことを自分に経験させてあげ
(休息を含む、全ての体験)

溢れたものを周囲に配っていると
(他者貢献)



ありえないほどの強運が味方してくれる。
引くくらいに。




そのもっと深い意味は

全ての物事がありえない強運によって
もたらされているように見えてくる。

と言うこと。




例えば、縄文杉トレッキングでいうと
私はしっとりした、鬱蒼とした森が見たかった。

なんなら、小雨に打たれたいと思っていた。

(雨が好きなんだけど、街で打たれたいとは
いまは思わないので・・・笑)



したら

ちゃんと小雨が降っていて、
小雨が止んでも、森には神秘的な霧がかかっていた。


私は、雨を強運だと理解した。




日曜日に営業しているはずのお店が
3軒もクローズしている・・・


私は、強運の前兆だと理解した。笑


全ては必然だから・・・ベストだから・・・

みたいな

ツイていない自分への慰めではなくって
本気のワクワク!


そうまでして
行くべきお店があるのか!と思って。笑


それが先ほどの、行きたかったカフェ。


気分偏食の息子が安定してちゃんと食べる
サンドイッチ(実際はタコスロール)が

テイクアウトできるお店であったと言うこと。


タンカン塩バニラアイスまでフルコースで💓



人によっては。

前日に道路が復旧したことを
危なかった!!!間一髪ギリギリセーフ

と感じるかもしれない。


小雨や霧がかった森を
雨かーーー曇りかーーー

と感じるかもしれない。


3軒回ってもお店が空いてなくて
やっぱり私はツイていない。

と感じるかもしれない。



全てはセルフイメージであり、
自分の身に起こることをどう捉えているかである。

それが運の正体。

強運体質であるならば、超絶ポジティブに
捉えているということになるんだと思った。




電車に乗り遅れた時に何を感じる?

よりによって今日・・・?
みたいなことって起きるよね。

それに、ワクワクできるか?


気付けば、引くくらいの
強運の世界で生きていることになるんだと思った。



ちなみに晴天の屋久島の最終日・・・


福岡行きの便が遅延していた。1時間。
福岡での乗り継ぎ時間は、2時間


1時間の遅れと言いつつ、
やっぱり、じわじわ遅れていく・・・。


1時間遅延。さらに13時50分の出発時間に
まだみんな手荷物検査で並んでいた。


はぁ。エリカさんの
帰れない説がよぎって、笑えてくる。笑



屋久島からの飛行機は結局
遅れたけど、飛んだ。



福岡で、寝落ちした子供を抱えて
筋肉痛の足で猛ダッシュ。


間に合ったぁあああああ

あと10分押していたら、確実にアウトだった。




それでも、私はきっと飛行機が飛ばなくても


強運の前兆である。

そう捉えたに違いない。


私は、前回の記事の通り

屋久島という、いつもと違う素晴らしい空間に
壁打ちをさせてもらった。



そして

最近極まってきた運についても
強運というところまで引き上げるヒントを
持って帰ってきたんだと思う。


前回の記事の通りで、

人は見たいものしか見てないし、見れない。
つまり、運に向き合いたかったんだなと思った。




エリカさんが

"誕生日のサプライズでふと思い出しました

わたし、3年前の同じ日に
山で友達のサプライズをしたんです。

その前日に、初めて縄文杉に会ったんです。


つまり、
3年前の5月20日
2人と同じ日に私も縄文杉に会い

3年前の5月21日
同じ日にサプライズをしました。"



もう、奇跡しか見えなくなってくるよね。




次は、いよいよ

試される島、屋久島を書く!

神ガイド、エリカさんのソラミドはこちら


加藤さえ








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