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屋久島旅行【縄文杉総括編】

さてさて、記事もシメに近づいていく。

1本目はこちら。


最初の約8キロは割と平坦。

昔伐採した木を運ぶために作られた
トロッコの線路の上を
ひたすらに歩いていく。

そのあとの3キロが、ザ!登山!

3キロくらいだけど
ここがめっちゃ時間かかる。5時間だっけな?


トロッコ道(byガイドエリカさん)




トレッキングって、瞑想。

というか強制的に瞑想させられる。笑


滑らないように不安定な岩場を
4本の足で進んでいくの。


しかもさ、
どんどんへとへとになるじゃない?笑

踏み外さないよう、滑らないよう、

一歩一歩、前進することだけに
意識が集中している。



日本屈指の大自然の森の中で
強制的に10時間瞑想状態になるってことなのよ。

(ね、行きたくならない?笑)



縄文杉と記念写真



その10時間は人生において
非常に有意義な時間になる。

2万文字を超えるのも納得だよね。





歩きながら思った。

22キロ、10時間のトレッキングと思うと
確かにヒエッてなるけれど。


結局、次の一歩に集中することの積み重ね。
それ以外の、何者でもない。


(めっちゃ当たり前のこと言ってるよね?
もう少し当たり前のことを話していい?)




6時間歩けた先に
少し大きな岩があるとする。


トレッキングスタート時

その岩を心配してモジモジするほど
勿体無い時間って、ないよね?





だとしたら、こんな考えも勿体ないよね?




“6時間後に大きめの岩があるんだって・・・
それを私に超えられるか、わからない。
縄文杉、本当は見たいんだけど、行くのやめとく”

見たいんだったら、とりあえず歩き始めない?



“え?あなたは6時間後の自分に
本当にそんな体力あるの?
その岩を登れなかったリスク考えたことある?
やめといた方がいいんじゃない?”


っていう
登山経験のない友人からのLINE。

気にするより、とりあえず歩き始めない?


ってなるよね!

たったの1歩も歩いていない今の足で

6時間後の岩を超えれるか?
22キロ歩けるか?なんて。

もう、やってみなきゃわからないよね。





これがさ!例えば

縄文杉を見よう▶︎好きを仕事にしよう

って話に置き換えただけで
全く別物になってしまう人が多い気がするよ。


【好きを仕事にしたい】

でも。


アカウントの開設をしていないのに、
発信ができるかどうかをずっと気にしている。

商品がないのに、
月商〇〇万円を達成できるかをずっと気にしている。

発信していないのに、
商品が売れない心配をしている。

発信していないのに、
資格をひたすら取得している。

(登山に行くって言いつつ
プロ級の登山グッツを買い揃え続け
ジムに通い、3年経過•••みたいな)



いやごめん、ちょっと
辛口かもしれないけれどさ!爆




目の前の一歩を進む。
その一歩に、最大限のパフォーマンスをする。


それ以外、人生にできることなんてない。





私たち大人はね、なまじ頭が賢い。
傷つかないための作戦をいくらでも知っている。



私の職業柄、集客に例えようか。
(集客じゃなくても、なんでも一緒だけどね)



【全力で紹介して、お客さんがこない】
っていう、現実を見るのが怖いんでしょう。


だから

本気をあえて出さず、おすまし顔をしている。


そして結果が出ないときには

他の何かのせいにしていたり
私にはやっぱり無理だと自分を見限ったりする。



結果が出ないとしたら、その本当の原因は

全力でトライしていない=いいエラーが出ない
(せっかくのエラーなのに解決策が出ない)

この方程式を自覚していないこと。

成功しても失敗しても
本当はぶっちゃけ、どっちでもいい。

やり切っているかどうかが全て。


私はいっぱい失敗してきたけど
いっぱい、やり切ってきたとは思う。

(とはいえ、過去は
これからどうするかの材料でしかないよ)


そしてその場合の多くは

自分が全力をださないで済む

つまり

失敗しない、傷つかないで済む
そんな近道があると思っていて。

その近道は、誰かが知っていて
聴けば全力を出さずとも真似できると信じている。


(講座ジプシーの正体はこんな感じだねぇ)



でも、悲しいかな

近道してでも欲しいような
輝く成功を掴んでいくレベルの人というのは

大抵いつも、傷だらけである。





縄文杉までのルートは、先人の方が

森を切り開き、石を削り、
階段を作って、大変通りやすくしてくれている。

当日はガイドさんが、

より快適で安全に進めるように
誠心誠意心を尽くしてくれる。


それでも縄文杉が近くなるわけではない。
必ず目の前には22キロの道のりがある。


歩くのは自分しかいないし
近道も存在しないということ。



私はその立場や仕事柄

"私の後ろなら近道だよ"


そう言ったほうが、
お客さんは集まるのかもしれない。



私はあなたの先陣を切るし、
ガイドはできたとしても


カッコつけたトライには
いいエラーは出ないことを、伝えたい。

近道はないということも、伝えたい。


(でも人はホントは近道はないことを知っている。
知っているからこそ
近道と聞いたら飛びついてしまうだけの話


近道がない、、、?

ため息が出たとしたら、
それはどこか遠いところをみていると思う。

ゴールがあるとするならば、
あなたの目の前の、その一歩だけだよ。)




だからこそ、目先の利益ではなくて
誠意を持って伝えられる人間であり続けたいし

先陣を切ることをいとわない人でありたい


屋久島の一連の記事は

切り口は違えど結局のところは
いつもの私と、結局は同じことを言っていると思う。


諸行無常
目の前を丁寧に
全ては変化していく
運も、自分の捉え方次第・・・



この旅で私にとって一番の学びは


ここまでの全ての気づきや言語化の全てが
何千年の大自然に、全て在った

抽象度を上げれば、一緒だった。
もう、ここに在った。

ということです。



私にとっての最後にして最大難度の気づき

【万物は変化する】を、森の中に見出した。


屋久島旅行は、私のここまでの気づきの旅そのものの
総括でもあった。

そうやって33の歳を締めくくる。



これから私は、今日までの気づきを土台に
周囲に還元していく段階なんだと思う。

(自分のことも、いよいよ気にならなくなってきた)


本当の自分に還っていくという意味での成長と
その道のりの全てが循環する環境。






私なんかさ、ちーっぽけな存在よ。

山や海に触れるといつも私はそれを再認識して、
逆にパワーアップする。


私たちは、どーせちっぽけだからさ!

一生懸命トライしたのに大コケしようが
今日みたいに何を偉そーに語ろうが


たいしてみんなね、気にしていないさ。

派手に行こう、派手に!笑





結局、日を跨ぐと
昨日書こうと思っていたオチと違う🤣笑

 

でも、それがいい!


だって昨日より、
今日の私のほうが成長しているから。



加藤さえ















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