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「エコノミックヒットマンの自負 01」毎日ショートエッセー:古い羅針盤136章

主題のエコノミックヒットマン。耳慣れない言葉だが、その業界では著名なのだろう。筆者自身がそうした活動を伝聞したからこそだが、身の安全は図れたのだろうか?他人事ながら心配になる。しばしば耳にする通常?のヒットマンは、マフィアなどで登場するピストルが名手の暗殺者であるが、この主題のヒットマンは資本主義の極意を学んだ第三国破壊者とでも言おうか。その昔、我が国も最盛期はエコノミックアニマルなどと揶揄された事があるが、なんのなんの、欧米諸国の白人たちのこれまで世界で行ってきた経済的蛮行は、その遥か上を行く。大航海時代を経て、国家間の貿易が莫大な富を得る事を学んだ富裕家、投資家たちが造り上げた資本主義は、愚かな大戦という岐路を経ながらも、未だにこの地球を席巻しつつある。「エコノミック・ヒットマンの世界侵略 米中の覇権が交錯するグローバル経済のダークサイド」:ジョン・パーキンス、 権田敦司訳を読んでいる。

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