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「定年一人起業 1」:毎日ショートエッセー:古い羅針盤122章

人生100年時代と叫ばれながら、一方では国家財政は破綻に近いと脅され、果ては貯蓄より投資だと煽られて、何でも自己責任と冷たい国で済んでいる私たち。さあ、困った。備えあれば患いなしは格言だが、その備え方が問題である。しかも、開始時期の選択と覚悟であろう。私の反省から言えば、目の前の仕事に目一杯で、後先を考えるようになったのは、50代だろうか。それでも、備えが十分出来たかと言えば、否だ。やはり、知識不足と覚悟が足りなかったからだ。その為には早めに関連書籍を読んで、自分の身の丈に合った準備を早めにしておくことだと思う。「定年ひとり起業」:大杉潤氏を読んでいる。

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