母の思い出を追いかけている。

寒くなって、着物の季節になって、久留米絣の着物を通販で買って壁にかける。

私はまだ母の思い出を追いかけている。

もう23年経つのに。

最近長女と話していて、母親の言動がどれほど子どもに影響を与えるか、改めて思い知った。

娘もまた母親である私の影響を受けている。

私が母の死や夫との関係を整理しないと、

次世代に未整理なものを引き継がせることになる。

私は母が好きだった。愛されたかった。

苦しいことだ、まだ母の亡くなった事に悲しみがある。

母の死の際の、夫の情に欠ける態度にも納得できない。

でも、子どもたちは、夫と仲良くして欲しいと思っている。

私が1番辛かった時、助けを求めた私の手を振り払った夫。

どう接すれば良いか分からない。距離を置き、古い友人として付き合えば?それが今の私の精一杯。

転院先のドクターに話していけばいいのか。

子どもたち、こんな私見捨てて、自分の幸せ掴んで欲しい。

私にどうしろというのだ。

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