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臨時休校に際し、教育関係者がリアルに情報共有しているサイト厳選4選・・・と独り言

前職が教育関係&教育に興味津々ということで、私のSNS上では学校の先生を始め、教育関係者が毎日情報交換をしています。

休校の間も何とかして子どもの安全を守ろう、学びを守ろう、どうしたら情報が保護者に届くだろうか、と模索の日々のようです。

一斉休校については批判や課題が色々出てきていますね。でも例え休校にしなかったとしたら、今と違う立場から批判や課題が出てきたと思うんです。答えがないですよね、この件。

だからこそ、決定事項に対して色々と思うことはあったとしても「決まったことはしゃーない!出てきた課題に対策しよう!」と建設的な行動ができる人たちは素敵だと思うし、私もそうでありたいなぁと思います。

微々たる力でも応援したいなということで、私の周りの教育関係者達がリアルにシェアしていて、私自身チェックしていいなと思ったものを選んで紹介します。


◆教育関係者がリアルに情報共有しあっていたサイト厳選四選

①オンラインサービスまとめブログ

先生たちから「現在使えるオンラインサービスがまとめられてる」と評価されていました。家庭用に親子で使えるコンテンツ・子どもの自習用に使えるコンテンツ・先生がオンライン授業や会議で使えるサービスなどがまとめられています。特にZOOMは関心持っている人多いようで、マニュアルもたくさんシェアされています。

②文部科学省サイト
幼児教教育〜高等教育で習熟度別・教科別で活用できるコンテンツと学習の工夫について触れられています。特別支援教育についても情報があります。

③臨時休校対策(東京学芸大学発信)
大学発信ということもあり、上記2つとちょっと違う観点でまとめられているサイト。

④ベビーシッターの利用
ベビーシッターといっても、小学生3年生まで対象となるようです(事情によっては小6まで)。有料ですが、子どもの預かりや食事作りなどのサービスがあります。

その他、市区町村や学校の対応事例をシェアしあう、教材のレビューをしあうなど、休校の間も子どものために試行錯誤しながらお仕事されている様子。子ども達が休校期間を上手に過ごせますように、、!

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【独り言】行政も学校現場も見聞きしたから。”明確な答えのない”教育の課題、他責で終わらせて欲しくない。

さて、ここからは拡散力がない私が、なんで情報まとめてみたか、についての独り言です。

①行政と現場の「ズレ」を少しでも是正したいという思いで、教育の仕事を選んだが…?

そもそも私が教育の仕事を選んだ理由が、学生なりに勉強した結果「教育の行政と実際現場が求めていることにズレが生じている」と感じたからです。その「ズレ」を少しでも小さくするために行政と現場の間に入れる企業を志望したんです。

現場には行政の声を、行政には現場の声を届けやすくする事で多少なり「ズレ」の是正に貢献できるのでは?と思っていたんですね。

で、働いて行政関係者や学校現場とたくさん関わった結果

行政は、国政・専門家・学校現場...etcの板挟みになりながら必死で政策を打ち出している。しかも公務員には定期的なジョブローテーションが付き物。中には志半ばで役を離れる方もいたり、専門分野ではない中で必死に流れを汲み取って舵取りをしている方もいました。

学校の先生は、行政の政策・自身の教育方針・学校の教育方針・目の前の子供の姿・保護者の声...etcの板挟みになりながら必死で日々の仕事に、子どもに、保護者に向き合っている。

そんな姿を見て、行政も現場もお互いに声が届いていないのではなく、様々な立場からの声に耳を傾けざるを得ない板挟み状態で仕事をしているとわかったんです。

思えば、私が今まで所属してきたサークルや会社など小さなコミュニティ単位でも内部でもズレが生じるものでした。ならば全国民が関わる分野でズレが生じないわけがないのです。そりゃそうか。


②明確な答えのない教育分野では議論が尽きないに決まっている。

企業で働いていた私にとっては、仕事で何かに悩んだ時に頼れる明確な判断基準が1つありました。それは「利益に繋がるかどうか」です。


どんなに”良い”と思うことをしたくても、仕事を通して貢献し続けるためには、会社の運営が続かなければ元も子もないですよね。個人としても成果を出して社内の評価をあげることは、仕事の幅を広げる事にもなるし、給料を通して生活に直結する部分。

だけど、行政に関わる人が、学校の先生が、保護者が、「教育」について考える時って明確な判断基準って持ちにくいんじゃないかなと思うんです。

例えば子どもの「安全を守る事」にしても、何を危険と捉えて、何を安全と捉えるか、人によって考えることが違うと思います。安全だろうという遊びをさせても子どもの発想によって、危険な遊びに変わってしまうことも有ると思います。

特に変化が激しいこのご時世、教育的に何がよくて何が悪いかって答えがなくないですか?

様々な立場の人の声の板挟みになりながら、答えのない問題に対して必死に戦い続けている行政・学校現場の姿を見ると、一方的に批判する気持ちってなくなっちゃうんですよね。例え意見をするならば、誠意として解決策の提案まで含めたいと思うようになりました。

③正解をただ求めるより、”みんなで正解に近づける”方が生産的じゃない?

行政機関だって学校だって人間が運営しているものだし、それを評価するのも人間。何かを行うに当たって誰からも不満がでない完璧な答えを出す事ってできないと思います。

その立場の人が頭を捻って出した答えに対して不満を感じるならば、まずは自分ができる不満への対処を考えて”正解に近づけていく”方が生産的じゃないかなと思うんです。

※もちろん決まる前に意思表示することは大事だと思うけど。


黙っていても自然と聞こえてくる情報って批判の情報が多くて、前向きな情報って触れに行かないと出会いにくい印象があります。

現状でどれほどのことができるか、現状を踏まえてどう動いているか、そういった前向きな動きや情報を大きくすることの方が私にとって生産的に思えて好き

だから、私の身近で頑張っている教育関係者の動きを応援したい。そんな気持ちの表現でシェアをまとめてみました。

教育に対して考えていることの言語化も少しできたので、自分としてはもよしです◎






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