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不良が在籍する卓球部

僕は小中と卓球部に所属していました。
一般的には卓球部はカーストが低いため、なめられがちなのですが、僕は特殊な環境の卓球部にいたため一切ありませんでした。

タイトルの通りだが、いわゆる不良が在籍していたのだ。
小中と不良達と卓球をしていた。
不良といっても授業には参加してるくらいの不良で、やんちゃくらいで済まされるレベルではあったと思う。
だが、卓球部を馬鹿にするということは必然的に不良達を馬鹿にすることにもなるため、そんな命知らずはいなかった。

しかもその不良達もサボりつつも、そこそこ部活に参加してたので、いわゆる在籍しているだけという感じではなく、一緒に練習して大会も出てた。
しかもそれなりに上手いから市内の団体戦は毎年優勝してた。
ただ、間違いなくあの卓球部に身をおかないと仲良くならなかった人達だと思う。
僕の人生の中でもイレギュラーな友達だ。

卓球部員から「ここ根性焼きやった」と腕の根性焼きを見せられたのは忘れもしない。
当時、根性焼きという概念すら知らなかったので僕が「なにそれ?」と聞いたら「タバコを押し付けて耐える」と答えられた。
セルフ火傷をする遊びだと知り、ますます理解ができなかった。
何か自転車のハンドルの形もおかしいし、荷台の後ろ側も曲がってた。
当時はヤンキー文化を部活動内で教わるのは日常だったので、何も思わなかったが、
今思えば、『あんたら卓球部だよ??』と声を大にして言いたい。

みんな元気にしてるだろうか、成人式に見せてもらった子供も大きくなってるんだろうなー。
本当に違う人生を歩んでるなと思う。
あの卓球部でレールが交わったことに感謝だ。
僕は僕で27歳にして、男2人でディズニーに行くようなレールを進んでおります。
ジャンボリミッキー楽しみです。
当日までに振りつけ覚えるぞー!おー!!

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