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『パンと雨』:8.婚約期間の過ごし方

しばらく更新を怠っていた、同棲日記「パンと雨」。未だに「更新待っています」という声を多くもらって、本当に嬉しい限りです(ありがとうございます!)。

<過去エントリ>
1.『パンと雨』:家が決まった日
2.『パンと雨』:親への報告
3.『パンと雨』:思考ばかりが忙しい
4.『パンと雨』:挨拶と、引越し前の気持ち
5.『パンと雨』:引越しをしたとき
6.『パンと雨』:何気ない休日のこと
7.『パンと雨』:よく遊ぶふたり

“同棲日記”と呼んでいたこの日記。わたしたちは1月に夫婦になったので、これからは「暮らしの日記」ということになりそうです。ちょこちょこと仕事の合間に書き溜めていけるといいな。

結婚してからはじめての「パンと雨」。婚約期間のことや、淡い淡いマリッジブルーのこと、入籍日をどう決めたか…なんかをつらつらと書きました。

パンと雨シリーズを有料にしたのは、とてもプライベートなことなので「見たい人だけ見てくれたらいいな」の気持ちから。嗜好品のように、よかったらどうぞ。

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1月23日に入籍をして、早くも3ヶ月が経とうとしている(!)。

「夫」という言葉の響きにも、慣れた。本当は「だんなさん」という響きが好きなのだけど、昨今の「”旦那”というのはオカシイ!」「”奥さん”というのはオカシイ!」という過剰な声に対応するのが面倒なので、無難に「夫」と呼ぶことにした。(おっと。ちょっと言いづらいよね笑。もっと「彼」くらいの言いやすさがあればいいのに。)

二人の関係性においては、びっくりするくらい何の変化もない。

一緒に住み始めたころと同じように、朝はできるだけ一度起きて「いってらっしゃい」とお見送りをするし、できるだけ一緒に眠る。どちらかが先に眠ってしまうのは、本当に“たまに”。一緒に過ごせない日中の時間を埋めるように、同じタイミングで布団に入り、一緒にひとしきりふざけてから眠るようにしている(そしてわたしはこの時間が、生活の中でいちばんすき)。

「たのしいね」
「ね、たのしいね」

1日の締めくくりの言葉がこの言葉であった夜も、もう数えきれないくらいある。ふざけてゲラゲラ笑って、彼が眠る直前に「好きよ」と言ってみると、眠さに抗うようにささやかな唇の動きで、返答をしてくれるところもいい。

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