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「歴史という資産」の挑戦と歩み

初めに

株式会社安藤として最初のブログ記事となります。
今回のブログは、当社が採用活動を進めていく中で、採用のサポートをいただいている株式会社Re.makeからインタビューをいただき、執筆いただいた記事となります。
長い文章になりますが、ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。

はじまり

当ブログは、私が愛する株式会社安藤について書くブログである。
私は、株式会社 Re.make という会社の代表をしており、老舗企業の成長を採用支援という形で伴走する会社を経営している。
このブログでは株式会社安藤の魅力、そして社長である安藤俊哉社長の人間性を多くの方に知ってほしいという思いで書いたブログである。

それでは早速読み進めてほしい!

「0.07%」という数字

これはなんの数字だろうか?
日本には約 400 万もの企業が存在すると言われており、毎年のように 10 万弱もの企業が産声を上げている。
しかしながら昨今ニュースでは、人手不足での倒産や、M&A 情報などが私たちの耳に多く届くようになってきたと感じている。数字で見ると毎年約 1 万もの企業が倒産していると言われている。

しかしながらご存知だろうか?
日本という国は世界で最も多くの長寿企業を抱える国の一つであるということを。
100 年以上続く会社は、約 3 万社あると言われており、日本にある企業の割合のたったの「0.07%」である。

私は、この歴史というものが何よりも美しいものだと感じているが、その背景にはさまざまな挑戦が隠れていると感じている。

今回のブログは、そんな歴史を伝えたい。という内容はもちろんだが、この先さらに未来に向けて歴史を作ろうとする株式会社安藤の安藤俊哉社長の挑戦について書くブログである。

共感する方が少しでもいたら、是非とも株式会社安藤に触れていただきたい。

歴史という資産を守り抜く

13 年前の 10 月。

安藤株式会社はアルフレッサグループに会社を譲渡した。

簡単な決断ではなかった。この時会社は 97 年の歴史を歩む会社だった。残り 3 年で100 周年。そんなタイミングを目の前にした譲渡だった。

医薬品業界では、吸収合併自体珍しいわけではない。30 年ほど前から地場の企業は大手に吸収されていくことが多く、安藤株式会社もそれを見ている会社の一つだった。
ライバル会社との業務提携を行いながら、さまざまな決断の連続で、97 年を迎える会社へと成長をしていた。
そんな中での決断だった。

これまで大手に吸収されていった会社は、当然のことながら「社名」も残ることなく吸収されていく。
つまり、「安藤」という歴史に終わりを迎えるかもしれない。
そんな決断だった。

このままこれまでの他社のように、大手企業に吸収され、長い歴史に終止符を打っていいのか。
先代が創ってきた歴史をここで終わらせていいのか。

大きな決断だった。

しかしながら、安藤俊哉社長をはじめ先代社長と一つのことを決めた。

「安藤」という社名は守ろうと。

共に働いてきた社員にとって「古巣」があるということで新しい環境に行っても頑張れるかもしれない。
ただの社名ではなく、歴史として「安藤」が残り続けることで、これまでの歴史を守ることができるかもしれない。

そんな思いで、「安藤」という社名を残すことを条件に譲渡は成立された。

そして食品添加物、医療用添加物卸として新たにスタートを切った会社が「株式会社安藤」である。

そして今現在 110 年を迎える会社へと成長を遂げた。これが今の株式会社安藤である。

小さな挑戦が大きなところへ連れて行く

安藤社長は誰と話していても、どんな時でもまず初めに必ず肯定から入る。
「それ素晴らしいですね」
その姿勢が会社を成長させていくうえでの見えない重要なポイントになっているのではないかと強く感じた。

「まずはやってみよう」
という姿勢で多くの挑戦を日々積み重ねているのだと。

しかしこれは簡単なことではない。歴史を守るということを考えたときに、挑戦をし続けるということはなかなか簡単にできる決断ではない。
しかし、最も守ることができる最大の方法が「挑戦という攻めの変化」であるのだと気づかされた。

だからこそ、今このタイミングで株式会社安藤は「第二創業期」として新しい挑戦に踏み出している。

仲間と共に新しい安藤を創っていきたい

今株式会社安藤は採用活動をスタートしている。
これから先 150 年、200 年と続く会社にしていくために、新しい一歩を踏み出そうとしてる。
これまで安藤を支えてきた社員とともに、新しい仲間を迎え入れることでより高みを目指していく。

しかし、まだまだ足りない点が多い。
と社長自らこのように話してくれている。

新しい安藤を一緒に創っていく仲間を探している。

私達には、大きな夢がある!

・もっともっと世の中に必要とされる会社になりたい。
・強くて愛される会社へと成長していきたい。

そして何よりも私たちの仕事は「食卓を笑顔にする」ことだと真剣に思っている。

食品添加物の卸を通じて、世の中をもっともっと豊かにしていきたい。

そのためには、
・素直で在らないといけない
・隠し事は一切してはならない
そして、食卓を変えているという誇りを胸に抱き、仕事と向き合い続けていく。

こんな夢を社長は常に描いている。

しかし。
現状はまだまだ足りていない。

これから先、安藤を知ってくれた方が、仲間となり、共に働き、共に新しい安藤を創っていけることを非常に楽しみにしている。

「まずはやってみよう」
この精神が新しいあなたの挑戦と、株式会社安藤の挑戦になることを信じている。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。
私は、老舗企業が大好きです。日本にある老舗の企業がこれまでの日本を支えてきました。私はそんな老舗企業がこれからさらに 50 年、100 年と歩み続ける会社に成長していくための支援がしたいと強く思っております。
そして、そんな会社の一つ、株式会社安藤が、今までよりさらに社会から必要とされ、地域にとってなくてはならない存在となり、第二創業期を大きな形として前進できることを一緒になって歩み続けたいと思っております。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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