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コラムの写真

ここのところ、川にまつわるコラムが続いていますね。
私の初回コラムでも川の写真や川の流れを眺める話をしました。
これまでの皆さんのコラムを眺めると、草木や川、空や水など、自然物の写真が多く並んでいます。
特に示し合わせているわけではないのですが、不思議ですね。

研究員のふじひらです。

先日、私の対話仲間が主催した対話イベントにファシリテータの一人として参加してきました。
50名前後の小学生から親世代までごちゃまぜの参加者層。
テーマは「平和ってなんだ?」。
会場校の大学教員から話題提供の後、グループ対話を行いました。

参加者の中には海外から日本に来ている親子なども居て、その小学校低学年のお子さんからは「ロシアとウクライナの戦いをどうしたら止めさせることができるのかを、色々な人と話したい。」と普通に話してきます。
日本人のお子さんでも同様に考えている人が居ないわけでは無いでしょうけど、日常会話として普通に話題に出してくる子は比較的少ないのではないでしょうか?

対話というものは、実に自由で、時に人を解放したり、逆に揺さぶったりしながらも、それを行う権利と立場は世界中どこでも平等だと思います。
対話に関わる者の背景は皆異なりながらも、それそのものも対話という所作やルールを通じて相互理解に努めます。

ここのコラムニストは、safeologyというある種の共通言語や認識を持っているからこそ、あるいは、日本人としての平穏な生活や培われてきた自然観などの影響からか、そうしたところからコラム写真にも共通要素が自ずと現れるのかもしれません。

もし、件の海外のお子さんがこのコラムを執筆したとしたら、一体どんな写真を上げてくるのか、ちょっとだけ気になる所です。

(今回の写真は宇都宮市大谷地区の最近の写真です)

文/藤平昌寿(Safeology研究所研究員/自治医科大学客員研究員)

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