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バスケやってましたか?と言われる人生だった

髪を切る時、服を選ぶ時、生きているとさまざまなタイミングで初対面のひとと雑談するときがある。そういう時に私が高確率で言われるのが「バスケやってしましたか?」というセリフだ。

最初に言っておくが、私はバスケボールをやっていたことはない。
体育の授業とかでやっていたことはあるが、部活動や趣味でバスケットボールに触れたことはない。
パソコン部→吹奏楽部→美術部→漫画研究会と文系街道を歩んできた。
もちろん体力にも全く自信はない、趣味に登山とか自転車とかいうタイプでもない。

私を構成する要素の中にバスケットボールはほとんどないはずなのに、なぜこんなにも言われるのだろうか?

質問してきた人になぜそう判断したのか聞くと、どうも服装や佇まいからそれを感じるらしい。
まあ確かに外見自体はかなりボーイッシュである。
具体的にいうとハーフパンツにパーカーでうろついたり、夏になると「フェスにいそうですね」と言われる服装をしている。髪もショートの時期が長かった。

あとは靴を選んでいる際にも足の筋肉を見ても言われた。
ふくらはぎはどこに出しても恥ずかしくないブヨブヨの太めなのだが、膝の上の筋肉(ハムストリングス)付近が結構発達している。
でもやっぱり足はそこまで出していないので服装の問題なのだろう。

多くの人にとって、ちょっとボーイッシュというかストリートっぽい格好をした女性はバスケをやっている人のイメージらしい。変な感じだ。

別に服装をこれから変えようとは思わないけど、ここまで言われると逆に興味も湧いてくるというもの。サッカーとか野球の方が好きだけど、ちょっとバスケにも手を出してみようと思う。いきなりは難しいから、そう、バスケ漫画を読むくらいから始めることとする。

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