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ガルベス日記〜何故スタジアムやアリーナに集うのか〜

いつもお世話になっております。僕です。
皆さんは、某大手ハンバーガーチェーンで、チキンマックナゲットを頼む時、ソースはバーベキューorマスタード?
実はあのソース、2つまでならどちらもくれるという事をご存知でしょうか?僕もそれを知った時、そう、新宿歌舞伎町で童貞を捨てた翌年でしょうか?には衝撃を受けました。しかし、クルーに「えぇ…こいつどっちも持って行くの…どんだけいやしいんだよww」っと思われるのに恐怖に慄いるので、なかなか2つは頼めません。
p.sじゃ、ケチャップをただで貰うのはやめれ。


さて、タイトルで大風呂敷を広げましたが、ゆくゆく伏線を回収していきます。そう、浦沢漫画のように…

浦沢直樹先生の作品といえば、やはり「20世紀少年」ではないでしょうか?私も、漫画は全読し、映画も見ました。悪役の「トモダチナラ アタリマエ〜」は涙無しには見れませんでした。(ネタバレごめんね)


さて、皆さんはスポーツ観戦でスタジアムやアリーナ、球場を訪れた事はありますか?私自身、スポーツ観戦がお母さんの次くらいに大好きで、サガン鳥栖とバルーナーズの試合には足繁く通っております。

では、何故、我々はスタジアムやアリーナに通うのでしょうか?
「ちょいちょいちょいwww、ガルベスさん、頭おかしくなったんですか?」って思われるかもしれません。ご安心下さい、おかしいのはもともとです。

そう、何故スタジアムやアリーナに我々は通うのか?目的は多々あれど、「サッカーやバスケなどの競技を観る為」に他なりません。
しかし、それだけでしょうか?

ただ単にスポーツ観戦を楽しむのであれば、家で見る事だってできます。サブスクリプションにさえ加入していればチャンネルをひねるだけで、いつでも、どこでも楽しむ事ができます。しかし、現地で見るとなると、暑さや寒さの中、はたまた、雨に打たれながら観戦する事もあります。エアコンの効いたフカフカの、まるでシシド・カフカの様なソファーの上で見た方が快適でしょう。しかも、見逃したプレー等はその都度リプレイで見る事もできます。
費用の面でもそうです。サブスクリプションに加入していれば、例えば、Jリーグであれば、DAZNに加入すれば、月4,000円程度で見る事ができます。
しかし、チケットを買って、スタジアムで観戦する場合、大人であれば最低でもチケット代で3,000円は掛かるでしょうか。交通費や飲食費等、諸々を加味すれば5,000円くらいにはなるでしょう。それが家族連れの場合、ゆうに諭吉が飛んで行くでしょう。幸い、僕は天涯孤独の身なのだけれども…
アウェイに行くとなるとその数倍は超えます。
一例として、来月に大阪遠征(二泊三日)する僕の費用を下記に示します。
・新幹線:40,000円
・ホテル:23,000円
・チケット:3,000円
・飛田新地:16,000円✕2(20分コースの場合)
移動費や宿泊費は多少妥協するとしても、一番下の項目は妥協が許されません。何故ならば、その為に行くのだから…


では、環境でも費用でも必ずしも恵まれているとは言えない現地観戦を続けるのでしょうか?

そう、それはスタジアムやアリーナでしか体験できない事があるからに他なりません。

青々と広がるピッチ、潮を吹くような散水、息を飲む選手達のプレー、チアリーダーのパフォーマンス、マスコットとのじゃれ合い、スタジアムグルメ、そこでしか会わない人達との交流。その全てがそこにはあり、「ただスポーツを観る」だけではないのです。
私が駅前不動産スタジアムのバックスタンド民となって15年以上が経ちます。それだけ長きに渡れば、「たまたま」席が近かった人と顔見知りになったりします。アウェイ行ったからとお土産を貰ったり、全然知らぬ子供の成長を見守ったり、長い事姿を見ないと不安になったりもします。そんな人達と好きなチームや選手を応援して、酸いも甘いも一緒に体験してきました。スタジアムでしか会うことはありませんが、大切な仲間なのです。(たまにスタジアム外で会ったりすると何か気まずいww)

プロスポーツなのだから、結果が求められます。
しかし、残念ながら、チケットの注意事項の所には「勝ちを保証します」とはどこにも書いておりません。毎試合勝てれば良いですが、相手が居る事です。そう簡単にはいきません。ならば、勝つも負けるも最大限に楽しまなければ損です。一番好きな事で悩むほど辛い事はありません。

僕は、勝った時の喜びは次の試合まで味が無くなるまで噛み締めて、負けた時の悔しさや悲しみはスタジアムに置いてきます。そうでなければ精神が持ちません。精神と時の部屋が無ければ…

多分、全く興味がない人達にしてみれば、「たかがスポーツ観戦でしょう」
。しかし、スタジアムやアリーナには日常では経験できないような最高の非日常が詰まっています。これがあるから、仕事だって頑張れるのです。
そんな最高の非日常をもっと多くの人に体験して貰いたいものです。

左から無職、犬、鳥


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