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知ってる?このコトバ 総集編 その一



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はじめに

今年に入って怪談以外にことわざや故事成語を扱ったコンテンツをYouTubeで始めました。
その名も「知ってる?このコトバ」です。
いくつかまとまったらここで言葉の意味や動画の台本をアップしていきたいと思います。

聞いたことがあるものや知っていて当然というような言葉も扱っていて「今更そんな言葉の説明されてもなあ」というような意見はあるかと思いますが、自分としてもある意図があって始めました。

きっかけ

去年、プライベートで誹謗中傷ないしは侮辱に類することをされました。
相手に「悩みは尽きないね……」という感じの他愛もないことを言って話したのですが、もしかしたらその一言が相手の癪に障ったのかどうか会話の流れで結構ひどいことを言われました。

普段から精神状態が下降していたにもかかわらず、そのことでさらに数か月間精神状態が悪化しました。
自分も言葉や行動には未熟な部分があり、自分の発言ももしかしたら配慮に欠いたものだったかもしれません
他人を批判したり心無い言葉を使ったその人を糾弾するような資格はありません。

しかし、それを反面教師に自分自身も改めて言葉について学びなおしていこうと思いました。
言葉を知っているのと知らないのとでは大きく差が付きます。

言葉を解説することで「こんな言葉があるんだ。知らなかった」と思ってもらいたいのと、もしかしたら人を傷つけてしまうかもしれない出かけた言葉を一瞬飲み込むようなきっかけになってほしいと思い言葉の解説動画を始めました。

毎日平日の8時にアップするようにしているので、通勤や通学のお供に毎日平日朝の一分間は言葉の勉強をしませんか?
新しい言葉との出会いになれたら幸いです

「怪を語れば怪至る」

解説

怪談など怖い話をすると怪異がやってきてしまうことを意味する言葉。
江戸時代の書物「伽婢子(おとぎぼうこ)」に記載がある。

台本

端的に自分のように怖い話を集めたり書いたりしていると自然と怪異が寄ってきてしまうことですね。
書いている身としては願ったり叶ったりなんですがね。
ところで画面の前の皆さん、後ろにいるその女性、どなたですか?

「角を矯めて牛を殺す」

解説

四字熟語では「矯角殺牛」
曲がっている牛の角を直そうと手を加えているうちに牛の命を奪ってしまうこと。少しの欠点を直そうとしてかえってすべてを台無しにしてしまうこと。

台本

人というのは少しの欠点がどうしても気になってしまうし、それを直そうと必死になって自ら壊れてしまうなんてことがあります。
ほんの少しできないことよりもできることに目を向けたらいいのになとは思いますね。
欠点までひっくるめて愛せればそれはなおいいんですがね。

「板子一枚下は地獄」

解説

船底の下は深い海で、船乗りや漁師の仕事が危険であること、転じていつ壊滅的な状況に陥るかわからないことのたとえ。

台本

人間いつ恐ろしい目に遭ったり動けなくなったりするかわからないということですね。
今日元気でももしかしたら明日予期せぬ事故でひどい目に合うかもしれないといういろいろな教訓を感じることわざです。
今日も一日気を付けて過ごしましょうね(暗黒微笑)

「一気呵成」

解説

一息に筆を走らせて、休まずに文章を書きあげること。転じて物事を休まずに一息でやり終えること。

台本

一番あこがれる言葉です。
書いては悩み書いては悩みを繰り返して結局投げ出して数日後また書き始めるなんて日常茶飯事です。
一度でいいから怪談を一気に書き上げるくらいのエネルギーがほしいものです。

「聞いて極楽見て地獄」

解説

人からあれこれと聞いてみるといいことばかりだが、実際に自分の目で見てみると地獄と見まごうほどひどい惨状であること。

台本

はい、Vtuberの界隈ですね。
あっちを見れば阿鼻叫喚の炎上、こっちを見れば嫉妬渦巻く足の引っ張り合い。
どの世界でも言えますが、聞いてみると楽しい世界です。しかし実際見てみるとまあまあ地獄ですよ。
とはいえ自分なりに生き抜いた先に幸せを見出すこともまた一興。
自分なりの楽しみやしのぎ方を見つけるのも楽しいもんです。

「玉石混淆」

解説

優れているものと劣っているものが入り混じっているさま。
玉は宝石、石はそのまま石ころをさします。

台本

玉石混「合」と誤用されることが多いですが正確には玉石混「淆」です。
この動画を見たらもう間違えませんね。
ただいい意味ではあまり使われません。この言葉を率先して使っている方、気を付けてくださいな。
もしかしたら見下していた自分が石だと思われているかもしれませんし、石と小馬鹿にしていた人が玉として評価されるなんてままある話ですからね。

「先ずは隗より始めよ」

解説

人に言いつける前に自分が積極的に着手せよ、大きなことを成し遂げるにはまずは呼び水として小さいことから手を付けよという意味で使われます。
四字熟語では「先従隗始」と書きます。

台本

中国戦国時代に燕の国の王が「国を治めるために賢者を招くにはどうすればいい」と聞いた。すると政治家の郭隗が「まずは私から優遇しなされ、そうすれば優秀な賢者が集まってきます」と答えそれ通りになった故事から生まれたコトバです。
何事も自ら動かなければ何も始まりませんし、大きなことを成し遂げたいなら目の前の小さなことにも全力で取り組むことが成功の秘訣ってことですね。頑張らねば……。

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