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ファブレ監督が辞任を否定 マテウス氏に反論

ファブレ監督はバイエルン戦に0-1で敗れた後で大きな批判に晒されている。
彼が2021年6月までとなっている契約を全うするかはまだ分からない。

だが、ファブレ監督は辞任を否定している。
バイエルン戦から一夜明けて、ファブレ監督が『Bild』のインタビューに答えた。

ファブレ監督のコメント

― シーズンが終わった後で本当に辞任するつもり?それともあれは単なる誤解?
「あきらめることは全く考えていない。昨日はみんながっかりしたが、試合直後のインタビューでの私の言葉は、多くの点で誤解されているようだ。そんなことは一言だって言っていない」
「私は『タイトルを獲得できないのではないか?』という質問を受けたんだ。私はその質問に対して、『今はシーズンの評価をする時期ではない。もうすこし時間を取って、シーズン後に話すべきだろう』と言ったんだ。この言葉があんなふうになるなんてクレイジーだね」
― 本当は何を言いたかった?
「簡単だ。シーズンが終わったらクラブ内でいつものように分析するということだ。そこでは正直に何が良くて何が悪かったのか話をすることになるだろう。だが、まだ今はその時期ではない。まだ28試合が終わったばかりで、あと6試合も残っているからね。もちろん火曜日以降、それが非常に難しくなったということは理解している。だが、まだ終わらせるには早すぎる」
「我々は日曜日のパーダーボルン戦では再びトップパフォーマンスを発揮する必要がある。我々はそれに集中しなければならないし、他には何もない」
― ローター マテウス氏があなたの発言を辞任と解釈して、ニコ コバチを後任として挙げたが・・・
「本当に信じられないね。まったくもって受け入れがたい。私はドルトムントで幸せだし、契約は2021年まで残している。来季もベンチで指揮を執りたい」
― だが、ヘルタベルリンでもメンヘングラートバッハでも辞任したけど・・・
「私をよく知っている人なら、ヘルタベルリンとメンヘングラートバッハで何があったのかを知っている。でもドルトムントはそれとはまったく関係ない。まったく辞める理由が思いつかない。ここは居心地が良いし、評価されているとも感じている」
― ドルトムントの期待はすごく高いが、それでもこれは夢の仕事?
「これまでも言ってきたが、ドルトムントはこれまでのキャリアでは最高だ。ここが気に入っているし、ここで続けてチームとクラブと共に達成したいことがある」
― クラブ上層部はあなたにタイトル獲得を要求していた。チャンピオンズリーグで敗れ、さらにバイエルンに7ポイント差をつけられておりほとんど不可能となっているが、それでもサポートされていると感じる?
「我々は優勝するためにできる限りのことをすると話し合った。でもするべきだとか、しなければならないということは一度も言われていない。だが、あなたの質問に答えるなら、私はクラブ上層部からのサポートを感じているよ。バツケ、そしてツォルクと今日も話をしたけれど、私たちの意見は一致しており、まだ野心に満ちているよ」
― それが意味することは?
「現在の順位、それからバイエルン戦の内容に関して意見が一致しているということだ。バイエルン戦は良かった。それどころか、後半はバイエルンよりもボールを支配していたんだ。そんなことはそう起こることではない。試合後にはキミッヒも勇敢な我々にプレッシャーをかけられたことについて触れている。でも、もちろん足りなかったこともあるがね」
― それは何?
「バイエルンに勝つには完璧に近くなければならない。昨季はそれができた。文句は言いたくないが、PKはもらうべきだった。ボアテングの肘に当たらなければゴールだっただろうからね。少なくともVARが介入することを望んだけどね・・・」
― マテウス氏はあなたがエムレ ジャンとサンチョをスタメンで起用しなかったことを批判しているが、起用法は間違っていた?
「試合後に言うのは簡単だ。ローター(マテウス)がチーム内で何が起こっているか知ることはできない。選手を毎日見ているのは私だからね。二人ともまだそれほどトレーニングできていないんだ。ビツェルもそうだよ。フンメルスはバイエルン戦に出場しなければならなかったので、ボルフスブルク戦では大事を取っただけだ」
「ジェイドン(サンチョ)のことは理解している。彼がまた怪我をしないように気をつけなければならない。彼は45分以上プレーができる。だが、90分は難しいだろう」


【Source】5月27日、Bild


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