🌏🇸🇻中南米エルサルバドルへ来て早半年💨💦


引越し☞セマナサンタ☞テスト☞活動計画書提出☞ロロコ祭り☞

と、今月も秒で終わった、感が強い。

まずは、海外初のひとり暮らしである。

隊員は、基本的にホームステイとなっている。

しかし、実習の準備やレシピや活動の試作など、とにかくキッチンを使用する。

コロンビア時代も同様、ホストファミリーやお手伝いさんが使用する時間を避けて使用するようにしていた。

正直なところ、これ、かなり気を使う。

そこで、今回、転居にあたり、専用キッチンでフルに使える環境だけを嘆願した。

そうなると、なかなかホームステイで、日本みたいに二世帯住宅でキッチンが２つあるという環境は、ココにはない。

ということで、ひとり暮らしになった。

もちろん、コレは、隊員1人あたりの決められた月家賃の予算額内であり、ひとり暮らしの場合は、水道光熱費、Wi-Fiは、支給されている生活費から支払うことになっている。

さらには、調理器具や食器類は、ほぼ無いので購入しなければならない。

それでも、やはり、いつでも自由に、自分の時間でキッチンを使用できるという環境は、快適である。


引っ越して、すぐにセマナサンタの休暇に入ったので、今回は旅行などには行かず、とりあえず生活環境を整えることに。


さらには、月末のロロコ祭りの試作品とレシピ作りであっという間に10連休が終了。

セマナサンタ開け、すぐに前期前半2クラスのテスト。

まぁ、見事に出るところを毎回教えていても出来ない。

悪かったら、レポート課題出すと言っても出来ない。

挙句の果てには、追加課題レポートは、コピペ。

ま、どっかの国とあんま変わんないか、、、

出席してさえいれば、落とされることはないと思ってるんやろな。

何のための試験なのだか、、、

そして、隊員は、任国に赴任して、半年で、2度目の活動報告書と2年間の活動計画書を提出しなければならない。

正直、常に活動が先行してきて、もう活動報告会が出来るくらい活動した、気がする。

しかし、配属先である学校でのクラス以外の活動がいっこうに進まないので、提出前日に急遽変更することに。

それの元凶は、昨年度で解任された部長が、今年度、始まって4ヶ月経っても不在なことである。

残念ながら、こちらはたった730日という限られた任期があるので、ココのペースに合わせてチンタラ待っていられないので、サッサと動くことに。

ということで、JICA技術協力プロジェクトとの連携を追加。

JICAは、それぞれの国で、さまざまなプロジェクトを同時に遂行している。

JICA技術協力プロジェクトとは、協力隊事業とは異なる専門家プロジェクトである。

コロンビア時代も、連携したかったのだが、専門家の方が協力隊事業との連携に非常に消極的であり全く実現しなかった。

そこで、今回、上記『ロロコ祭り』開催にあたり、ロロコを使用した料理を提供して欲しいとの依頼である。

そうそう、こういうのが、やりたかった。

コロンビア時代も、配属先からの要望書に、『任地の特産を使った料理レシピの開発』と記されており、任地の笹や筍を使用したレシピを推奨していたのだが、何より活動を共にする同僚とウマもソリも合わなかった。

そして、ロロコとは、写真にある花の芽である。

こっちでは、ソウルフードであるププサやスープに入れたり、スパイスソースにして消費されている。


そして、今回、


ロロコ茶☞ロロコつくね☞ロロコロッケ☞ロロコたこ焼き☞ロロコカステラ☞ロロコカレー☞


ここまで試作して、最初はロロコ茶とロロコロッケを300食、無料提供することになったのだが、

しかし、お祭りの前に生産者さんに教えて、生産者さんたちが作って売る、というはなしに。

ということで、お祭り10日前に、生産者さんのもとへ。

お祭り当日は、準備も全て生産者さんがしてくれるので、デモンストレーションのみ、ということに。

しかし、手ぶらじゃ行けないタチなので、その後も、


ロロコソフトクリーム☞ロロコ卵焼き☞ロロコふりかけ☞ロロコ寿司☞ロロコ漬け☞ロロコ茶菓子☞ロロコ冷製スープ


もうこれでもかと試作を繰り返してると、ヘッドロココ（ビックリマン）に取り憑かれた、ロコ（クレイジー）のようである。


ということで、ロロコ祭り当日は、


勝手に、ロロコちらし寿司、ロロコロッケ、ロロコ卵焼き、ロロコ漬け、ロロコ冷製スープ、ロロコ茶菓子、ロロコ茶の試作メニューに。



いざ、出陣。


ん？

コロッケの材料は？


え？

ガスは？


は？

フライパンは？


あの〜、

調味料は？

ガーン。

『ココは、中南米エルサルバドル』だった、、、

もう、試作あるし、それだけでもいーや。

と、思っていると、なぜか、材料が一品、また一品と、のーんびり到着。

開会セレモニーも1時間遅れで始まり、お偉いさんたちが1時間もくっちゃべってる間に、まさかのガスとフライパンまで揃ってしまった。

ということで、とりあえず、デモンストレーション分だけは、急いで準備。

さっきまでそこの横に座って、冠みたいのかぶったミスロロコだかミスロココだかいうねーちゃんと、エルサルバドル観光大臣などに毒味してもらい任務完了。


いやいやいやいや、

私『あんたら、今日コロッケ300個売るんだよね？』

生産者『肉ぜーんぶ売ってからやから、午後からかなぁ〜？』

って、肉、ロロコやないやん。

と、お役御免で、ココで退散。

なので、コロッケを作ったかどうかは知る由もない。

おそらく、、、

ん、じゃ、なんで、わざわざ、作り方教えに行ったんだ？

ということで、このプロジェクトはまだまだつづく、、、


ま、そんなこんなで、日々ネタには困らないくらい、エルサル人に楽しませてもらっている。

おそらく、あと1年半も、こんな具合で、コントのように、あっという間に終わってるだと思う。


ところで、何回『ロロコ』って出てきたんだ？

ではまた👋🌏🇯🇵