美大生は音楽を趣味をやり、音大生は美術を趣味でやる。

という傾向があるのは間違いないと思うんですけど、美大には音楽に詳しい人がとても多いです。聞くだけじゃなく自分で演奏できる人も多いのが特徴的で、身体全体で感じ取れる音楽に「表現方法として憧れる」ということだと思います。

私自身も中学で「ギター」、高校で「ベースとウッドベース」、大学で「ドラム」と、定番の楽器たちを通り抜けてきました。部活で触ってきただけなので、今はほぼ何もできません。

そんな中「ボブマーリーが好き」だという美大生が絶えません。そして、そういう人は詳しく聞いてみると「なんとなく」なことが多いです。音楽が〜〜とか、生き方が〜〜というわけではないようで、「ボブの魅力」がそうさせるのか、「ボブに詳しい俺」が心地良いのかわかりませんが、ボブは美大生にとって重要なアイコンなのでしょう。

ボブもたまったもんじゃありませんが、こうして日本で語り継がれ、数少ない深く踏み込んできた美大生たちを「ドレッドヘア」に変え、「ジャマイカ」に導き、「アフリカンダンス」を始めさせるのです。

あとボブマーリー好きな人は十中八九タバコを吸っていて、8割「アメスピか巻きたばこ」です。

それではまた！