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「196歳・西郷隆盛生誕祭」と新しい出会い

先日の12月3日はお天気にも恵まれ、
「196歳・西郷隆盛生誕祭」は、
大盛況のうちに終了することができました。


これもひとえに皆様方のご支援とご協力のおかげです。
本当にありがとうございました。

西郷隆盛翁のもとに集い、皆さんの笑顔、楽しんでいる様子を見るだけで、こちらもとても嬉しくなりました。
皆様と楽しい時間を共有でき、素晴らしい一日となりました。

心より感謝申し上げます。

来年に向けて、また毎月の勉強会も楽しんで参りますので、引き続きよろしくお願いいたします。





今回私はまた新しい出会いがありました。

「西郷どんと維新の風」の著者である「竿田富夫」さんです。

竿田さんは沖永良部島在住で、まもなく90歳。
今回、鹿児島経由東京行きの航空券が取れず、「行けないかも・・・」の心配も

ギリギリで解消され、沖縄経由で上野にお越しになられました。
その日の朝に着いて、翌日には帰る、という超ハードスケジュールでした。

竿田さんは、長年教育者としてご尽力され、家業は私たちがいつも西郷会館で飲んでいる黒糖焼酎の酒造元でもあります。

「沖永良部島に竿田あり!」

という感じでしょうか。

竿田さんとお話している中で、
私が、先月の勉強会のテーマが「沖永良部島の西郷さん」だったこと、

またその資料作りの為に、この本を4回読んだと申し上げますと、大変なリアクションで、とても喜んで頂けました。

瞳の奥は愛であふれ、上品な口元、柔和なお顔の竿田さん。
目指したい歳の取り方です。

「西郷どんと維新の風」は
西郷さんが沖永良部島でどのような過ごし方をしたのか、

ということが書かれてあるのですが、ここでも西郷さんの人柄、心情を読み取ることが出来ます。

鹿児島の方でも
「西郷さんは西南戦争を引き起こした人!」
「西郷さんは鹿児島をめちゃくちゃにした!」
という方がいます。

私も去年までは、「なぜ、西南戦争に至ったのか?」
という疑問が少し残っていたのですが、

さらに色んな本を読んで西郷さんの人柄に触れる度、
やむにやまれぬ状況での決断だったこと、その深い心情が伝わり、自分の心も痛むのです。


西郷さんは日本の涙を知っています。


あの時、日本が一番大切にしなくてはならないものを無くしました。

たった150年前に生きた、西郷隆盛翁の教えは、
「敬天愛人+武士道」

日本人にとって、絶体普遍的、最高峰だと私は思っています。

一人でも多くの人々に西郷さんを知ってもらうこと、
西郷ファンを作ることで
一人ひとりの生き方が変わり、
世の中が変わっていくと信じています。

だから「今こそ西郷隆盛に学ぶ!」
なのです。




さてさて、
12月の「第19回敬天愛人フォーラム未来」は
日本の一大分水嶺、明治6年の政変(征韓論)について。
鹿児島テレビが作成したDVD鑑賞をします。
山形県・荘内藩の記録を元に作らていますので、信憑性があるかと思います。(私も4回観ています(笑))

10時から開始。
いつものルーティン(唱和・南洲翁遺訓)の後、DVD鑑賞。

そして今回は、12時から忘年会です。


忘年会からご参加頂いてもかまいません。

今年最後の集まりとなりますので
楽しい時間をご一緒しましょう!


あっ、忘年会の持込も大歓迎です!

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