半仙戯

はるかせとよむ 三次秋町は山々に美し、と
こぎ詠うは遥けし沖の 生けとし名もなき者の
承久のことを忘れじ、此のことも忘れじ
御みおろされ給ひて はるかせとよむ

いしまつ森の はぐれ松にて 衣わすれぬ 君が香や

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