きつね嫁いる幻や、ならんだ鬼の花見さかずき
負うた地蔵の泣きつかれて、重たく
古水車をひとまわし、ふしの赤ふし超えゆく
夢路の鏡にうつりしは、こんなこと

たつのみや波のおとねの貝の耳に唄ふさこゑの遠く懐かし

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