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巣立ち

こんにちは。


6/3
娘が無事、アメリカに旅立ちました。


ラスト1週間。
家族との時間も大事にしてくれた娘ですが。
2年の別れを惜しみ、たくさんの人達からプレゼントを渡しに来てもらったり、最後の食事をと誘って頂いたりと。ずっと忙しかった娘。
それを見ていると、18年間。
彼女には彼女の人生があり、私達両親とは違う場所でたくさんの人脈を作ってきたんだなと…
改めて娘の成長を感じました。


娘には中高6年間、ずっと仲良くしていた3人の友人がいます。3人とも志望していた大学に合格し、春から大学生として頑張っています。
毎日忙しい中、娘との時間を最優先にし、出発まで寄り添ってくれた友人達。
その3人から、サプライズで伊丹まで見送りに行きたいから協力して欲しいと、事前に娘に内緒で依頼がありました。


当日。
すでに最後のお別れをしていたつもりの娘は、そのサプライズに驚き大号泣。
伊丹の出発ゲートでの4人の別れを見ていると、私まで涙が出てしまったけど。娘のためにわざわざ時間を作ってくれたことが親として本当に嬉しかったです。

娘のリクエストに答える
可哀想すぎる両サイドの友人達


その後、私達家族は3人で羽田に。
羽田からロサンゼルスまでは乗り継ぎなしだったので、お別れは羽田ですることにしました。


羽田では、あまり思い出話をしても、娘より私の方が先に泣いてしまうので、搭乗チェックイン後、出発まで約1時間。軽食をとったり、羽田を探索して過ごしました。


いよいよ別れの時。
出国ゲート前で、事前にめがね氏と私が書いた手紙を娘に渡しました。
娘から大泣きしながらハグをされた私。
我慢できずに泣いてしまいました。


ゲートを抜けていく際、何度も振り返りながら、姿が見えなくなるまで手を振ってくれた娘。


そうなんだな。
ずっとずっと。
私の中では幼いままの娘だったけど、もう立派な大人なんだな。
巣立ちの時なんだ。


そう思いながら、成長した娘の後ろ姿を見送りました。


娘が乗るデルタ航空機の出発を見届けようと、展望ロビーでめがね氏と2人、フェンスに張り付いていたのですが。


羽田空港、第3ターミナル展望ロビー。
娘を乗せたデルタ機は、私達の前を華麗に素通りし、恐らく第1ターミナルから飛び立ちました。
事前にリサーチしない私達も悪かったのかもしれませんが。


普通、第3で出国なら、第3から飛び立つと思いません?!
これは痛恨のミスです。
くぅっ!!


その後。
取り残された私とめがね氏、中年2人組。
そのまま余韻もなく、羽田発→伊丹着のJALでとんぼ返りです。


家に帰ってから、涙が止まりません。
やっぱり寂しいです。


これまでも、学校の行事や友達との旅行などで数日間、家を空けることはあったし、カナダ短期留学の時も、3週間すれば帰ってくるという気持ちがあり「帰ってきたらこんな話しよう」なんて思って、寂しいなりにどこか平気だったけど。


今回は2年。
家の中に娘の存在を感じるものがまだまだたくさん残っていて。


それらはきっと、もう必要でないもの。


今までなら
「これ置いておくの?」
「いらないなら捨ててよ!」


そんな会話も必要でないことに、つい涙が出てしまいます。


いつかどこかで
「私いつまでもアホちゃう?」
そんな風に吹っ切れる日まで、ひたすら寂しい気持ちに向き合っていこうと思います。


娘は無事アメリカに入国でき、ステイ先のお家にも到着。さきほど、アメリカで初めての眠りについたようです。


そして。
私の記事を読んでくださる皆様へ。


まだまだ色々noteにこうして、娘の留学に関して記事を書くことはあるかと思うのですが。


今まで、たくさんの方にコメントを頂き、応援や激励、泣き言への慰めを頂き、本当にありがとうございました。


正直。
留学に関して、親の私がめげてしまうことや、悩んでしまうこと、辛いこと、落ち込むこと。
たくさんありました。


でもこうしてnoteにその気持ちを吐き出し、それに対して「スキ」や、温かいコメントをたくさん頂いたことは、私にとって本当に励みになりました。


心からありがとうございました。
これからもぜひお付き合い頂ければと思います。


最後までお読み頂きありがとうございます。

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