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夢への第一歩

台風で屋根飛ばされたらどうしようと不安でしたが、今日も我が家の屋根は健在。


こんにちは。
彩夏です。


娘がアメリカ留学のため、6/3に旅立ってからはや2ヶ月半。
アメリカの生活に馴染めず、7月の中頃からずっと「帰りたい」と言っていた娘。


正直…
「そんなに辛いなら帰ってきていいよ」
この言葉を何度も言ってしまいそうになりました。


英語力が少し不安だったため、カレッジ入学前にIEPという、付属の語学学校に通い始めたのですが、日本人の生徒は男性2人のみ。気軽に相談できる相手もおらず、だんだんと殻に閉じこもり出した娘は、みるみる気弱になっていきました。


それでも、なんとかアメリカの生活に慣れようと、娘は1人でショッピングに出かけたり、映画を観たり…そうやって休日を過ごしつつも、なかなか気持ちが前向きにならない。


親として、娘の気持ちを受け止め続けるのは本当に重く、どうしてあげることも出来ないもどかしさで、辛い日々。
私自身の気持ちも安定せず、なんとなくnoteに記事投稿ができなくなりました。
みなさんの記事にコメントもなんとなく…できない。
元気な言葉が出てこない。


だけど。
娘のこと、私自身のことを心配してくれるフォロワーさんがいて。
かけてくださる言葉ひとつひとつが心に響いて、時には涙し、時には私自身のひらめきになり、そんなことを繰り返しながら、私自身が楽しまないと、娘に対して何も前向きな言葉をかけてあげることができないと思えるようになりました。


娘は娘で、ステイ先のホストファミリーさんや、そこで暮らす犬のサムや、猫のマギー、ダコタに癒されつつ。また今娘が住む街のバスの運転手さんや、隣人さんとのコミュニケーション、学校の先生の「今日の元気は何%」という毎日の問いかけ。慣れない環境にいても、周りの人達の優しさに触れながら、一歩一歩前に進んでいるようです。


特に、ホストマザーのダナさんは、娘のことを「ハニー」と呼び、可愛がってくれており、寂しさに耐えきれず1人部屋で泣いていてると、部屋に飛び込んできて「ハニー!どうしたの?!」と娘以上に号泣してくれたそうです。


そんな生活の中、残り3日のIEP。
少し休みを挟んで、8/28からはいよいよカレッジでの新生活がスタートします。
カレッジを諦めて帰りたいと言っていたので、どうなることやらと思っていましたが、ようやくここまで辿り着きました。


私は甘い親かもしれない。
だけど、親バカと言われようとも……


まだまだ人に甘えたり、助けてもらいたいだろう18歳で単身アメリカに行き、心許せる日本人もいない中、よく今日まで頑張ったなと。


もっともっと自分の力を信じて。
自分が決断した、あの強い気持ちを忘れず。
これからも弱音を吐きつつ、時には帰りたいと泣き言を口にしつつ。
ようやくスタートする夢への第一歩を力強く踏み出して欲しい。


いつか振り返って
「そんなこともあったよね」


そう笑って話せる日がくることを願って。


これからもこの日本で。
娘を見守っていようと思っています。


そして物価が恐ろしいアメリカ。
無駄遣いせぬよう、家計簿をつけている娘。
その心はいつまでも忘れるなかれ。
頼むぞ。


トップ画は、娘の部屋でくつろぐダコタです。
ほぼ娘の部屋にいるそう。
ありがとう、ダコタ。


最後までお読み頂きありがとうございます。

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