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執筆実績:試験当日の様子

電験三種試験は毎年八月末から九月初旬の間の日曜日に実施されます。
学生であれば夏休みですので、勉強する機会にはもってこいです。しかし、受験会場によっては、クーラが効きすぎて寒いと言ったこともあります。
大学などが会場となる場合がありますので、都心の綺麗な大学であればエアコンも結構効きます。場合によっては長そでなども準備した方がいいでしょう。
受験者に若い人もいますが、大半は30~40代の男性でした。それだけ何歳になっても受験しなければならない資格ということになります。先にとっておいた方が得です。
試験当日までには、とにかく夏風邪などに気を付けたほうがいいでしょう。勉強も無理に行うと体調を崩しますので、体調管理には十分に気をつけた方がいいでしょう。また、夏風邪は長引きますので、苦しい中勉強をしなければならなくなります。

試験当日、理論から受験しましたが、やはり中には見たこともないような問題が各科目何問か出題されます。
これに当たると非常に焦ります。しかし、電験の各科目は6割の得点率で合格となりますので、そういった問題は思い切って考えるのを辞めて、次の問題にかけるという方策を取ったほうが賢明です。
特に出題範囲の広い機械は、全ての範囲を完璧に勉強するなど不可能です。何問かは捨てるつもりで臨んだほうはいいでしょう。
また、意外とこうしたびっくりする問題が出るのが法規です。既定路線の条文の穴埋め問題と合わせて、新しい部分の問題なども出題されます。これは過去問や参考書などを行ってもできるといったものではありません。
こうした試験時間内の感情のコントロールは試験を何度か受験するとできるようになります。一回で合格しようと気負いせずに、科目合格を有効に活用しましょう。

4年越しに合格通知をもらった時には、やっと終わったんだと思った気持ちと、来年は夏遊べると思った気持ちでいっぱいになりました。
八月末になると考えることが電験のことばかりでしたから、当然です。
それだけ本気で取り組んでいたんだという自分にとっての青春の一コマなのかなとも、資格証を見るたびに懐かしい気持ちにもなります。
ついこの間のことのようですが、もう電験三種を取得して十数年が経っています。それでも電験受験の際に必死で勉強した知識は今も役に立っています。本屋で電験の参考書を読んでいる人を見ると、陰ながら応援したい気持ちにもなります。
私自身、この資格に何度も助けられてきたからです。
これからも電験三種を受験する人のお手伝いをしていきたいと思います。

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