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国民文化祭・全国障害者芸術文化祭、「アートザウルス」。

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2018年、大分県では国民文化祭・全国障害者芸術文化祭が行われました。

大分県では、さまざまな文化イベントが行われました。

もちろん佐伯市でも!

今回はわたしも関わらせていただいたイベント、

ハンディのある方が主役の「アートザウルス」について、

ドキュメンタリーチックに書いていきます。

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2018年4月19日(場所:ティータイム)

ここは港にある喫茶店ですが、この頃が最初の一歩。

(私もメンバーでもある「アートコミュニケーション」が会議でよく集まる場所がこちらです。そのつながりで今回お手伝いさせていただくことに。)

福祉ふれあいセミナー」という毎年定例で開催される障がい者福祉イベントがあります。こちらを国民文化祭・全国障がい者芸術文化祭の開催にあたって、大きなものにしていこうと確認。

そして、「アートザウルス」というタイトルもここで決定されました。

(ちなみに、わたしのアイデアであります。芸術の世界に、障がいはない。自由で大きな存在になってほしいという願いを込めて。)

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2018年5月24日(場所:さつき園小島)

人数も増え、こちらの福祉施設が会議の場所となります。

佐伯市の障がい者福祉に関わる方たちは、同世代の方が多く、

そして気持ちのあるみなさんで、心地よい空間です。

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2018年6月21日(場所:さつき園小島)

大まかな内容が決まっていきます。

この頃、ハンディのある方による「即興演劇」が本決まりし、

その出演者も決まり、会議とは別で練習が始まります。

影の努力が始まります。すばらしい!(即興演劇は、福岡が拠点のインプロ集団モザイクスさんによるバックアップ。)

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2018年6月25日(場所:さつき園小島)

この日は、会議ではありません。

ポスターの「題字」を、ハンディのある方たちに書いてもらいました。

自由な形、色使い。見ていて楽しい時間でした!

チョークアーティストのえふみさんがご協力くださいました。)

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2018年7月19日(場所:さつき園小島)

当日の役割別に、班分けされた打合せがここから始まります。

そして、同じ日・・・

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イベント「アートザウルス」のキャラクター選考が行われました。

どれもハンディのある方が描かれた想像力の豊かな作品です!!

そして、決定したのが、こちら。

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かわいい~!

こちらがポスターやチラシに掲載されました。

(アートザウルス本番で、市長からの表彰もありました。)

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2018年8月30日(場所:さつき園小島)

この日は、エンディングに合唱するオリジナル曲「ワールド」が披露されました。

最後の締めは、やはり盛り上がって終わりたい。合唱がいいのでは!

前回の会議の後にできた曲です。

そして、この曲は当日のBGMにも使用されました。

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2018年9月8日(場所:さつき園小島)

毎月、練習が行われてきた「即興演劇」の様子を、

はじめて私も見に行きました。

雰囲気の良さと想像力の豊かさに驚きました。最高です!

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2018年9月13日(場所:さつき園小島)

打ち合わせも大詰めです。真剣な表情。

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2018年10月4日(場所:さつき園小島)

いよいよポスターも仕上がる時期となりました。

手作り感いっぱいのあたたかいデザイン。

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どのイベントもハンディーのある方が主役。

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そして、福祉の世界に留まらず、

実はいろんなものとコラボレーションできることばかり。

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2018年10月15日(場所:さつき園小島)

自主制作映画「口笛トリッパー」の試写会が行われます。

出演は、もちろんハンディのある方。

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2018年10月20日(場所:保健福祉総合センター和楽)

即興演劇に出演されるメンバーの初めての会場での練習。

萎縮することなく、のびのびとできる関係性ができあがっています。

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2018年11月1日(場所:さつき園小島)

本番2日前、最後の会議。いい感じです。

一生懸命って、すばらしい。

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そして、2018年11月3日(場所:保健福祉総合センター和楽)

国民文化祭・全国障害者芸術文化祭「アートザウルス」本番です。

音響も、照明も、こだわっています。

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ほんとうに多くの方のご来場で賑わいました。

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先ほど掲載したチラシにあるように、

さまざまなステージでのパフォーマンスが行われ、

そのどれもが感動的なものでした。

(プライバシーの配慮で即興演劇の写真のみになり、恐縮です。)

感動で泣きました。

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主役はどれもハンディのある方です。

映画製作も、即興演劇も、合唱も、

どれもやってみようとする人がいなければ、始まりませんね。

佐伯にはいる、ということに感謝です!

そして、それに呼応してくれる人、

サポートや観賞に来てくれる人がいないと、やはり成立しません。

福祉の場合、ここが課題であると、よく言われます。

関係者しか集まらない・・・と。

「さびしい思いをさせたくないなぁ」という心配をよそに、

満席の時間帯もある賑やかな本番となり、本当に良かったです。

温かいイベントをお手伝いすることができたことに、本当に感謝です。

みなさんおつかれさまでした!!

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