車いすと新幹線とバリアフリー

本日もニュース記事から。

私は、車いすで新幹線に乗車する際、予約が必要だということは、福祉作業所時代の仲間に鉄ヲタさんがいるので、聞いて知っていました。(我が家はマイカー派なため、新幹線での遠出は学校行事か、私が記憶が怪しいほど昔にしかありません……。)

車いすで新幹線に乗るのに、なぜ事前の予約が必要なのかは、正直、私も存じ上げません。
ただ、この現代においても予約が必要だというのには、事情が何かしらあるのではないか?と私は思うのです。
それをJR側の話も聞かずに、「不公平だ!」とか、「けしからん!」と言ってしまうのは、私は何か違うと思います。
せめて、JR側にも言いたいことを言わせてあげてほしいです……。

あと、この事前予約が必要な理由が、例えば安全性の観点だった場合、突発的に車いす乗車が可能になった結果、何かトラブルになったらどうなのでしょうか?

そうなったらそうなったで、また文句言いますよね?言わないわけないですよね??

だとしたら、いい加減にしてください。

私らの車いすは、残念ながら、どうがんばってもデカブツに人間が乗っています。
しかも、ベビーカーよりも座席に移乗できないケースが圧倒的に多いです。
デカブツのまま乗る以上、多少イレギュラーな対応になってしまうことは仕方がないと、私は思います。

なお、バリアフリー化やユニバーサルデザインの推進にはもちろん賛成です。ですが、そうするまでのお金は補助していただけるのでしょうか?民間となったJRには、ホームドアと同様にお金の限界が心配です。

それよりも……です。
国交大臣さん、「障がい者が一番困るのは、周りの人からジロジロ見られることだ」と、認識がおありでしたら、そこの政策をお早めに打ち出していただけないのでしょうか?
新幹線での移動はお金を出せばタクシー、距離によっては飛行機という代替手段があるのですが、周りの人からジロジロと見られるのは、どこへ行ってもつきまとってきます。
私としては、新幹線で快適な乗車をするよりも、意識改革を少しでも早く進めてほしいと願っています。

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