自分だけが逃げるのか?という、心残りを見つけた

ここのところ、いろいろとあり過ぎて、ついに退職を真剣な気持ちで検討し始めた私です。
現在練っているスケジュールでは、10月に私の支援機関(就労関連や福祉関連など)に事前報告してお堀を埋め、11月に来年度の契約更新を希望しない旨を直属の上司に伝える予定です。

そんな計画を練っていた私ですが、この度、心残りを見つけました
そもそも、会社を辞めようと思った最大の理由は、会社です。職場の人間関係でも業務でもないんです。多少は不満がありますが、人間関係や業務が原因の部分だけを現状で考えれば、まだもう少しは働けると思います。
会社の経営方針や他部署(総務関係・企画関係など)の障がい者に対する意識が薄いと感じ、この会社で働きたくないと思うようになりました。

今回はその中のうち、障がい者に対する意識について記事にしたいと思います。
先日記事にした多目的トイレの件もそうなのですが、会社のなかで、「効率化の一環でこうなります!」という通知のなかに、『セルフヘルプ』つまりは、『他の人に代理をお願いするのでなく、各自で現地へ行って対応してください』という文言があったのですね、
弊社はグループ関連のいわゆるスタッフ業務関連を一手に引き受けており、事務職的な人が多数在籍する会社です。
障がい者の雇用というのは、高度な仕事をできる方が少なく、オフィスでの業務となると、事務職関連になることが多いです。
つまり、弊社は障がい者の人数が多いのです。健常者の従業員数が多いため、目立たなくなっているとは思いますが、恐らく、できたてホヤホヤの特例子会社よりも障がい者の雇用人数が多いと思います。

そんな会社が障がい者への意識が低くてどうするの?!と本気で思っています。

ここで少し紹介が遅くなりましたが、上の多目的トイレに関するトラブルについて、記事を置いておきます。

上記の記事で、総務の担当者と話し合い(打ち合わせ)をしたと書いていますが、そのときに、「アレ?これ、私以外の障がい者に対しても配慮が足りないのではないか?」と思う部分がありました。
障がい者の引っ越しをサポートする立場の人がこんな意識でいいのか?と思いました。本当に意識が薄いと思っています。

それを思い返した私は、思ったんです。(やっと本題です)

会社全体での障がい者に対する意識を改善させられないか?

せめて、改善に取り組んで結果を見てから退職できないか?

今すぐ辞める決断をしたら、現実から自分だけが逃げて、他の障がい者が嫌な思いをし続けるだけではないか?

弊社は、聴覚障がいの人が特に多く、そういった改善活動の事例もあったと思います。
この下期からですぐに始めるのは難しく、後半年での退職は実質無理になるかもしれませんが、やってみる価値があると、少なくとも私は思っています。
……ただ、今の弊社が持っている価値観として、成果=数値という感覚があります。今から数値化しにくい改善活動をして認められるのか?という不安もあります。

とりあえず、退職するかどうかという、抱いている課題も含めて、検討し続けたいと思う私でした。

#エッセイ #働き方改革 #待遇改善 #障害者 #障がい者 #障碍者 #業務改革


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?