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パラリンピック、やる気あります?

自動車接触事故と同じくらいにこんなことが起きていました。
私も車椅子に乗って25年くらい経ちますし、リフトのある車に乗ったこともありますが……
周り含めて、ワイヤーが切れて転落した話なんて聞いたことありません。
そのくらい珍しい事故がパラリンピックという世界的範囲の大規模大会で起きてしまいました。

大会運営のお偉いさんが、(転落した人に)「大したことがなくて良かった」って言っていますし、前回の自動車事故も、「視覚障害のある被害者が段差につまづいただけで、そこにたまたま車がいただけだ」みたいな説も出ているそうです。

なんて無神経な発言なのでしょうか?
マジでパラリンピック、やる気あります?ないですよね??

両方の事故ともに被害に遭われた方には影響が出ています。身体が資本のパラリンピックの選手に影響が出ているのです。
単純な怪我以外にも、競技に影響が出た、事故に遭った、落ちてしまった、痛かった、驚いた……など、様々な影響やショックは計り知れません。

私も正直、「パラリンピックで強い人はほとんど事故に遭って脳は無事なんでしょう?」と思っており(逆に今回知った脳性麻痺の方など一部トップアスリートの方はものすごく尊敬しています)、クラス分けに疑問が残る部分もあるので、あまり好きではないのですが、それでも、迎え入れたからには全力でサポートするべきでしょう?!全部が全部やれとまでは言いませんが、競技や練習以外で事故を発生させて怪我をさせるなんて最低限のサポートにすら入りません。論外です。事故公表の遅さといい、見損なったよ……。最低限の配慮すら足りてないよ……。と、とても残念に思います。

同時に、パラリンピックのような大きな大会までは難しいかもしれませんが、もっと障害当事者のことを発信して、皆様に知っていただきたい……と思った私でした。

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