失恋を片付けるためには思い込みも必要

今回はこの話の続編というか、何というかなお話です。

結局、前の上司に書いた手紙の返事は頂けていません。
内容は、『文章を書くライターとして尊敬していることと、個人的にも相談に乗ってほしいので連絡先を教えてほしい』というものでした。
連絡先は、そのときは現役上司、現在も離れて1週間ほどなので、必要事項として教えたものが残っていると思います。知らないわけがないという算段です。(追撃メールで、その連絡先を使っていい旨は書いています)

先の記事にも書きましたが、前の上司は私が好意を持っていることに気がついており、ある程度の一線を超えたくないのでは?と思っています。
あくまで(元だけど)上司と部下の関係。性別としては男と女。私とは会社の仲間よりも深い仲にはなりたくないと、前の上司は思っている。結局、何も返事しないほうがいいと思っていて今になっているような気がします。

ただ、前の上司自身の噂や本人から聞いた話をまとめて、私なりに考えてみると、結婚しているように思えません。相手のことなので詳しくは書けませんが、その趣味は既婚だったら寂しくないか?とか、既婚者ならこの発言は軽々しくできないよね?とか、引っかかる点があるのです。
前の上司を既婚者だとして自分自身を納得させるのが無理だと思った私は、こう思い込むことにしました。

あの人には、大切にしている恋人がいる!!

その前の上司は、会社での扱いを見る限り、“イジられキャラ”といった具合で、事実を知っている人にでも聞かない限りは、その仮説を社内の人に信じていただける気はしません。
それでも、こう思わないと私の中で連絡先を教えていただけないことに納得できません。恋人がいる人だと思うことで、私自身を納得させます。連絡先がわからないままのことに諦めをつけます。この思いは、考えは、自身の中に秘めておけばいい話なのです。知人の誰かに伝える話ではありません。

よく、『思い込みはよくない』なんて一般的にいいますが、今回の私みたいに、諦めないといけないことを諦めるためには、思い込みで片付けることも必要だと思います。
そう思わないと、次の恋ができませんからね。特に失恋を引きずりやすい私の場合は。

華と呼ばれる20代は終わってしまいましたし、非モテの私には失恋やできなかった人脈を引きずる時間はもうありません。
次にやりたいことが決まりつつある今、過去のことは思い込みの中にしまいます。
そして、未来に向かって新しい出会いを探そうと思います。

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