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農業とITについて 〜 クワとIT 〜

自社でやっているサイトや,qiita,ホームページ経由で仕事の依頼が来るようになって,情報発信の大切さを噛み締めているところです.

Twitter経由で採用活動している会社もあるので,やっぱり何をしているのかわからない会社より,ブログやSNSで情報が載っている会社のほうが安心感あるよなーと思いました.

ということでnoteを始めてみました.よろしくお願いします.


基本的に農業とITについて,これから書いていこうと思っています.



農業の発展について


私は農業の発展が人類の発展につながると思っています.


例えば1人の農家が1000人分のお米を作れるようになった場合,残りの999人はお米とは別の何かを生み出すことができます.

日本で言えば基幹的な農業者の人口は200万人を下回り,(農水省HPより)https://www.maff.go.jp/j/wpaper/w_maff/h23_h/trend/part1/chap3/c3_3_02.html

日本の1億2000万の人口は200万で支えているような形になります.(輸入もあるのでかなり大ざっぱな計算です)


農業者が減っていることはネガティブに捉えられていることが多いと感じています.

しかし逆にに考えれば,1億1800万の人は農作業をせずに暮らしていることになります.(すごく雑な言い方ですが)

これは凄いことなのではないでしょうか?


さらに今では「食料生産者」という側面から,美味しさや甘さなど,より豊かな暮らしを提供する,ある意味「サービス業」的な側面へと移りつつあります.

今までのこの発展は主にトラクターを代表とした農業機械が発展のもとになっているかと思っていますが,私は,IT技術やロボットがこれから先の農業の発展,人類の発展につながると思い,その手伝いができればと考えています.


ITを使えば楽になるのか?

たまに農家にITサービスの導入について相談をうけますが,

ITは銀の弾丸ではなく,クワやトラクター,ハサミ,包丁,と同じ道具の一つだと言っています.

私は,もしクワが今無いのならITサービスよりまずクワを買うことを勧めています


トラクターを買えば目に見えて耕す行為が楽になりますが,ITサービスを導入したからといって,耕す行為が楽になるわけではありません.

農家それぞれのニーズに合ったものに出会うことができれば,作業の重複を減らしたり,遠隔からハウスの状態を確認できたり,結果的に収量アップや作業時間の短縮に繋がると思います.


農家に向けたITサービスはまだまだ選択肢が少ないと思っています.

生産現場から,消費者の手に届くまで,ITの活躍できる場はまだまだあると思います.私達から自社サービスとしていくつか開発していく予定ですが,要望や相談あればご連絡下さい!


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