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リコーダーにイノベーションが⁈

先日、友人の音楽プロデューサーからある楽器を紹介されました。
それは、“高性能デジタルリコーダー“
名前は「lunatica(ルナティカ)」
リコーダー、そう、縦笛。
誰もが小中学生時代に慣れ親しんだあの楽器です。
それが、恐るべき性能を纏ってイタリアから誕生したのです。

あの“縦笛運指“で様々な音色が

スマホのアプリとBluetoothで接続するだけで、様々な音源で演奏することが出来ます。
トランペットにクラリネットにホルンなどの管楽器の音色は勿論、ピアノなどの管楽器以外の楽器やシンセサイザー音まで。
しかも、吹いて演奏するだけではなく、縦笛で言うところの“押さえる穴“のところがパッド的な役割を果たして打楽器演奏も出来る!
というマルチマシーン楽器なのです。
手指が不自由な方も楽しめるように、通常の縦笛運指に合わせた音階設定の他に片手でも演奏出来る機能もあるそうで、まさにダイバーシティ楽器なのです。
こういうことに触れると、デジタル技術の発達って人生の可能性と幸せチャンスの拡大に役立っているよな〜、と感じますね。

そう言えば“メロディオン“!

縦笛あったよな〜、と思っていたらふともう一つ、思い出楽器の存在を思い出しました。
この“メロディオン“という名前、私ずっと楽器自体の名称(トランペット、みたいな)と思っていたのですが、この楽器を製造しているメーカー「鈴木楽器製作所」の商品名で、楽器名は「鍵盤ハーモニカ」なのですね。
ずっとメロディオンの別名(地域によって呼び名が違う、みたいな)だと思っていた“ピアニカ“は、YAMAHAの同楽器の商品名でした。
ちなみに、私の高校時代(浜松)の音楽の授業の先生が、この鍵盤ハーモニカの開発に関わった方で(鈴木楽器製作所もYAMAHAも浜松の企業)。
故に、高校時代もメロディオン吹いてました、授業で。

縦笛&メロディオンは楽器界の自転車⁈

考えてみると、強制的か能動的は別にして、こんなにも“皆が経験した楽器“というのは他には無いのではないかと思います。
授業だけではなく、学校の学芸会での演奏もあったり。
学芸会の演奏と言えば、音楽的素養がある人は大体、ピアノとかティンパニーとか木琴とか演奏する人数の少ない楽器を担当することが多く、クラスの大半は縦笛かメロディオンだったな、と。
ここからも、この二つが如何に多くの人に親しみのある楽器なのか、ということが分かりますね。
そして、誰もが自然と経験してそれなりに出来るようになっている、という点では“自転車”と同じだな、と思うのです。

縦笛&メロディオンの“大人の楽しみ方“を

子供の頃は、単に通学などの移動の為に使っていた自転車ですが、大人になると様々な“楽しみ“の時間へとライフタイムバリュー的に変化進化しています。
この進化ですが、やはり子供の頃に“乗り方を身につけた“からこそ出来ることなのではないでしょうか。
30歳を超えてからゼロから乗り方を習う、という状況だったら、きっとこんなにも自転車を楽しむ人は多くなっていないのでは?なんて思うのです。
とすると、縦笛&メロディオンにもそのチャンスが⁈と思うのは自然な流れ。
さて、どんなことをしていくのがいいでしょうかね〜⁈
考えるとわくわくします!
皆さん、一緒に考えましょう!


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