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豊田市美術館へ行ってきました<おとなが楽しい名建築を楽しむ遠足>

先日、愛知県の豊田市美術館へ行ってきました。トヨタのお膝元のこの街には、豊田スタジアムをはじめ個性的な建物が多く見られます。
同館の建築は、世界でも活躍された谷口吉生氏のものということ。鏡や水を使った反射や、建物内の直線が美しい近代的な美術館です。

現在美術館では、フランスの近代装飾品やインテリアの特別展示がされていて、とても興味深く拝見しました。私も個性的な、居心地の良い家に住みたいなぁと思いながら、やりたい事リストがまた増えたように思います♪

仏文学に憧れ続けた亡父の詩集、、、なんて言っていると、フランス文化に触れる機会に引き寄せられるようです。

もともと言葉が ぼくらの所有物である筈がない
ちぎれる線となり 色彩となり 音となり 匂いとなり 
あなたの書物を薫らせるだろう

神へ捧げる七十七のソネット#30

線も、色も、形も、そして言葉も、それらは全て神の所有物であり、
芸術とは、人間が行う神との対話なのだと詩集では歌われています。

今回、電子書籍化した父の詩集の中で、詩をフランス語訳にしてもらった箇所があります。

詩の中には、わたしにも理解し難い表現もあったのですが、フランス語に訳してもらってから日本語で確認すると、すとんと理解出来た場面がありました。フランス文化とは、言葉を抽象化することに長けているのかしら、ととても感心した経験でした😌。

仏文学を愛する昭和の文学青年だった亡父の詩集を、電子書籍出版しました。もしご興味がありましたら、のぞいてみてください🙂


亡父の詩集を改めて本にしてあげたいと思って色々やっています。楽しみながら、でも、私の活動が誰かの役に立つものでありたいと願って日々、奮闘しています。