ことの起こり

年のはじめ、流産やコロナを経て死に直面し、人生をロスした時期があり、回復後心身ともに元気になったとき、「このタイミングや（生きてるってすばらしい）。」と思ったが吉日。
片道のチケットで2年ぶりの国外へたび立つことにしました。

何をしている人間？
IT系のデザイナーです。会社員をやめフリーランスになり数年、パソコンとモニターがあればできるんじゃ？という実験も兼ねてのことでした。

なんの学校？
語学学校です。語学に関して英語のベースはありますが、この時、英語もフランス語も半端で常に自信がない自分に、この先どうなりたいのかハッキリしたかったんだと思います。

1.仕事に必要なものを用意！

仕事を持っていく。という責任があるため、絶対にしごと仲間には迷惑をかけたくない。そして「国外にいるからアイツ使えない」決してそんな前例を作ってはいけない。

用意として携帯用SIM、簡易モニターを購入しました。愛用してるものはPC、キーボード、マウスなどカバンの中へ。作業的には重そうなものをなるべく片付けてスケジュール調整。後輩にも外注先としてヘルプ頼めるようにし、おかげで現地では最低限指示を出すだけで過ごせました。つねに対面する仕事仲間には国外滞在の旨を伝え、時差が何hあることなど要連絡！ミーティングなど調整していただいたりありがたの嵐でした。

あとはネット環境必須。ヨーロッパにいると日本のサービス（Yahoo!とか全般）はアクセスできません。なのでネット環境でVPN（日本のサービスが確実に見られるプライベートネットワーク設定）が必要な方は注意しましょう。

実際、わい「○○のサービス見れないんで、キャプチャもらえませんか？」
エンジニア「え、○○って、国外から見られないんですか？？」

みたいなやり取りがありました。
日本にいるとあまり感じないですが、結構鎖国されてますから日本…。

2.学校選び＆入学

以前、アメリカに滞在していた時の語学学校が英国の学校だったため、本校がロンドンにあり、わたしの場合は仕事との半日&短期だったためそこに決めていました。

なので、自身で学校に直接メールでやりとりし、期日分のお金を振り込みそのまま入学しました。度胸があれば今は翻訳機能も充実していますし直接メールやWebサイトから契約でき、正直エージェントの必要はないです。

反省点としては、もう少し選ぶべきだったかなと..。
夏休み時期のUK、ロンドンという日本人が大好きな国。日本人の学生さんが多かったかなと感じました。語学学校を自力で探したいなら"The best language school in XX"とかでネットで探せばランキングで学校が出てきますし、学びたいことの優先度が高めの方は慎重に選ぶのをお勧めします。

3.住む場所！

結論から言うと、Airbnb（民泊サービス）で確保しました。
MixbやFacebook、他ルームメイトを探すサービスなども挑戦しましたが、時間がかかる割に、やり取りの結果ダメだったりというロスや、詐欺も横行しており（←現地人に注意されるほどたくさんある）、今回は時間に余裕がないため断念しました。

Airbnbだと多少値段がしっかりしていても、部屋の環境も細かく記載があり、高速ネットがある。デスクもある。自炊できる。場所なども、じぶんに必要な優先順位を確認でき、確実です。

トータル5週間くらいの滞在しか予約できなかったんですが、もし長く滞在するならその間に別の場所を探すか、学校の宿もあるし、最悪ホテルでもいいや、みたいな気持ちでした。

滞在終盤、長期にしたかったため、本当にいろんな人が手伝ってくれたのですが（住んでたハウスオーナー、クラスメイトや、業界で出会った日本人のこなどありがとう..）結果移動先が定まらずこのあとチェコ共和国🇨🇿に移動することになります。が、それはまた別のお話….。

4.持ちもの

生活は下記3点セットやパスポートがあれば知らない土地でも生きていけるな。と思ってます..。

• 辞書
  今はアプリでもネット辞書でも、学校もwifiが絶対あると思うのでスマホだけでも大丈夫だったり良い時代・・・。

• クレジットカード
  タッチ決済付のVISAがあれば最強。交通機関も街の買い物も問題ないです、U.Sもそうでした。UKでも現金つかってるのを見たのはタイ人のおばちゃんくらいだった..。インターナショナルのカードやタッチ決済できるもの！これがあればまず支払い面は大丈夫。

• 日本食カップ麺系
  個人的に何食分かのチキンラーメンとかは必須…。知らん土地でご飯にありつけずに、心身ともに衰弱するとﾏｼﾞ命に関わります。（街にいれば大丈夫だろうけど..）食べ慣れた味噌汁とかは心カラダがまいった時にありがたいですよ。

さいごに

わたしはIT業フリーランスなため、勤め先がある、または別業者の方には参考にならないかもしれません。行く直前に「貯金をつかってまで、短期で行く意味ホントにあるのかな..」とも悩みました。
しかしこの時の経験は、人生を定めるのに十分な数週間でした。

以前より言語をつかうことがパワーアップしていたため、ひとと交流するたびに広がる世界は無限だと気づき…これは頭ではわかっていても実際の体験には敵わないことでした。それに、現地の同業者たちと会ってお話をできたのもかなり大きく、わたしの次の目標を定めることができました。

また、U.Sの友人がタイミングよく転勤でUKにいてくれたのも助かり、現地の駐在員さんたちとあそんだことや助けてもらったりしました。
個人的にずっと閉ざしていたフランスに渡り、大切な友人・親類に8年ぶりに会えたのも宝モノです。

誰でも「やりたい。」と思う意思と、心身ともに健康であること。これがあればチャンスや時間をつくるのは自分次第で必ずできます。
もし悩んでいるひとがいたら、大丈夫だよ！と背中を押せるような記事になればと思います。