こんにちは。
今回は定期的に思い出したいヘンリー・デイヴィット・ソローの「森の生活」を題材とした「ソロー流究極のシンプルライフ」について書きたいと思います。「森の生活」には現代の資本主義経済をハックして生き抜くための知恵が詰まっています。
自分への戒めのためにも今回の記事を書いています。
自分にとっての贅沢とは何か
自分にとっての贅沢とはなんでしょうか?
この問いに簡単に答えられる人は少ないと思います。なぜなら、一般的に贅沢とは「他人によって決められているもの」だからです。
自分と真に向き合わないと「自分にとっての贅沢」は見つからないことを教えてくれる一節をご紹介します。
自分にとっての贅沢を見極めるためには
では「自分にとっての贅沢」を見極めるためにはどうすればいいのでしょうか。
まずは「衣食住の簡素化」です。とにかく生活のベースを簡素にすることが本当に大事です。上がりきった生活レベルを落としましょう。
「常時災害生活」くらいにしないと本当の簡素な生活を実感することは難しいです。
そして、際限なく求め続ける自分の心に気づくことが大切としています。
本質は「健康」
簡素な「衣食住」で生活のベースを作り、それによりもたらされるものは「健康」です。現代もパッと見は健康そうに見えても「不満や不調」を抱えている人がほとんどではないでしょうか。
自分のことを真に健康だと言えますでしょうか。
どうしてそんなに働く必要があるのか
簡素な「衣食住」で「健康」になれるという事実。
では、どうして現代人はこんなに働いているのでしょうか。結局、贅沢をするために人生の貴重な時間を浪費している状態ではないでしょうか。
それに気づいて人生の舵きりをすることが大切です。私もその最中です。
自然、衣食住、先人の知恵
自然の偉大さから学ぶこと、簡素な衣食住を継続すること、先人から多くを学ぶこと、これができれば人生最高じゃないでしょうか。
これ以上なにを求めるのでしょうか。空虚な贅沢に惑わされず、自分と向きたいものです。
ソローの「森の生活」からは本当に多くのことを学べます。現代の生活に疑問を持ったミニマリスト気質な方や資本主義経済をハックしながら生き抜きたい方におすすめの本です。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。