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冬にNVCに関する新しい翻訳本が出ますよ!!

(株)風と土の 長島さん(カントク)から、NVC(Non Violent Communication)を広めたローゼンバーグさんの新しい翻訳本、『「わかりあえない」を超える~目の前のつながりから、共に未来をつくるコミュニケーション・NVC』の限定サンプル版を頂戴しました!

前著のNVC本からも、たくさんのことを学ばせてもらったので、すてきなギフトが本当に嬉しい。カントク、ありがとうございます!!

NVCは、事実の観察と、自分の中に生まれてくる感情を足掛かりに、自分が大切にしているニーズ(大切にしている価値観や欲求)を明らかにし、それを満たすためのリクエストをする、コミュニケーションの手法です。

NVCのコミュニケーションスタイルを知ってから、相手はもちろんですが、まず自分自身の感情や、何を大切にしたいのか?に対する感度が上がった気がします。

リーダーシップの研修や、組織開発のプロセスの中でも、NVCの概念を直接/ 間接的に紹介しています!!

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新しい書籍の中にある、この一説が目を引きました。

「平和的な変化をもたらすプロセスは、わたしたち自身のマインドセットを見直すことから始まる」

新型コロナウィルスの流行を機に、組織の中で潜在的に存在していた”分断”が、顕在化していきているなと感じます。

このタイミングで、相手を責める/ 否定するのではなく、自分自身のニーズを大切にすることを通じて、お互いを尊重し合う、NVCの新しい書籍が出版されることは、社会にとっても、非常に大きな意味を持つのではないかなと思います。

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本書では「第11章 対立や衝突を扱う」の中で、ビジネスでの対立や、企業文化に変化をもたらす、という文脈の中で、NVCをどのように実践することができるかの具体例が紹介されています。

著者のローゼンバーグさん自身が当事者となったときの経験から、単なる綺麗ごとじゃない難しさや葛藤も表現されているのが、また面白い!

企業の中で、感情やニーズについて話すことに、難しさを伴うことはよくあります。でも、11章を読んで、改めて、生産性を追求するだけでなく、お互いの人間性を大事にした血の通った関係性がうまれたときにこそ、組織が活き活きと躍動し出すよなと感じました。

自分がお手伝いしたいのも、そんな”あたたかさ”を感じられる組織づくりなのかもしれないなと思いました。本書を通じて、またローゼンバーグさんからの学びを深められるのが嬉しいです。

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冬には、発売されるみたいです。
そのタイミングに合わせて、対話のイベントや読書会なんかもやれたら面白いなと!!

カントク、貴重な書籍をありがとうございました^^
海士にもまた遊びに伺いたいです!!

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