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6才の姪っ子に教えてわかった、子どもにScratchJrでプログラミングをおしえる4つのコツ

はじめに

お正月、時間があったため6才になる姪っ子にプログラミングを教えてみました。
教材にしたのはマサチューセッツ工科大学で開発されたプログラミング学習教材「ScratchJr」。
子どもでもとっつきやすいように「ことば」ではなくブロックを組み合わせて、さまざまなキャラクターが動かし、舞台劇のようなものを作ることができます。

教える前は正直余裕だろう、と思っていたのですが...
結構教えるにはコツがいるなと思ったのでまとめてみました。

1. チュートリアルをやって見せる
2. かわいいキャラクターで引き込む
3. 小学校3年生になるまで、四則演算ができないことを理解する
4. ScratchJrでできることを一通り把握する

1. チュートリアルをやって見せる

ScratchJrをいきなり子どもにやらせてもさっぱりわからないと思います。
(正直自分もちんぷんかんぷん!)
ScratchJrにはゲームのようなチュートリアルはなく、デモ動画しかありません。
そこでまず自分でカンタンなチュートリアルを作り、やって見せることが大切だと感じました。
見ていた子どもが「こうしてみたい」と言ったらしめたもの。
そのタイミングで「じゃあどうしたらできるかな?」と子どもにわたします。

2. かわいいキャラクターで引き込む

やってみてわかったのは、学習意欲のカギをにぎるのは、子どもがどれだけキャラクターに感情移入しているかどうか。
そして、女の子の「かわいいキャラクター」へのこだわりは想像以上。
また、ScratchJrにはキャラクターの色などをカスタマイズできる機能があります。
一見遠回りですが、子どもにキャラクターを選ばせ、納得いくまでカスタマイズさせるのが学習させる近道だと思いました。

3. 小学校3年生になるまで、四則演算ができないことを理解する

姪っ子は、まだ小学校就学前。
ある時「2倍にした方がいいよ」と言ったのですが、子どもは「2倍」がわかりません。
あとでわかったのですが小学校1年生で足し算と引き算、2年生で掛け算、3年生で割り算を習います。そのため、子どもがかけ算をわからないのは当たり前。
子どもの知識レベルを理解しておしえる必要性を痛感しました。

4. ScratchJrでできることを一通り把握する

こちらが驚くくらい、子どもはとにかく色々なことを思いつきます!
教える側はできるかどうか、できる場合はやり方をそれぞれ知っている必要があると感じました。

まとめ

2時間程度の短い間でしたが、最初はビビっていた子どもが、最後の方は「こうしてみたい」「こうすればできるかも」と言うようになるまでに。
終わったあと、子どもが「論理的思考力」が身についた実感があってちょっと感動しました。
ScratchJrも無料なので、みなさんも子どもにプログラミングを教えてみてはいかがでしょうか!?

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