『moutakusanda magazine』と俺が好きなメディアたち

「moutakusanda magazine」というメディアを最近知った。紹介しておきながら、最近はあまり更新されてないみたいでアレなんだけど、トピックの新鮮さ、テキストのキレ味、読みやすさがちょっと頭抜けてる。

中でも好きなのは、「組体操BOYS」の連載。

まず、こんな集団をどこでどうやって見つけたのか知りたいし、街中でいい歳こいた体操服姿の大人の集団が組体操をしてるんですけど、もう俺、こういった類のシュールなものにめっぽう弱くて、この記事読んでカフェでにやけてたら隣に座ってたおじいさんが席を移動したってわけです。

音楽メディアでいったら「basement times」カルチャーメディアでいったら「SILLY」みたいに、正直な内容が多い印象できっとイケてる人が書いてるんだろうなぁということは余裕で想像できる。

「おもしろ!」と思うメディアは、基本的にはネタの斬新さとテキストの親近感と書き手の人生の濃度が大事やなって思うんですけど(言うのは簡単)そういった意味ではやっぱり「SILLY」が一番おもろい。(ちなみに、このSILLYにmoutakusandaは記事を提供してる)

まあ、門前仲町のような「ああこれは失敗じゃね?」と思う記事がSILLYにも確かにあるんですけど、逆に言うと「失敗かな?と思う記事」って、今のウェブに実際そんなに無くないですか?

なんかこう「記事を作っている」という雰囲気が写真やテキストから伝わってくる。他のメディアでいったら「灯台もと暮らし」なんかもそうっすよね。

今のウェブにそういったメディアが少ないから手作り感が見て取れるメディアは、すごく存在感があるなあーって。まあ、すげえ当たり前なこと言ってるけど。

以上、これからもずっと読みたいメディアの紹介でした


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