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40歳になるフリーランスの近況とこれからのこと

いつも会ってる人たち、たまに会う人たち、しばらく会ってないけどSNSだけは追ってくれてる人たち、この記事で僕のことを思い出してくれた人たちへ。

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

前にnoteの定期更新をすると言って、するする詐欺をしている久平です(苦笑)

飲食の備忘録的なアメブロは気負いせず書けるので割と更新頻度高めなんですが、noteだとどうしてもちゃんと書かねば!という意識が強く、、

しかし今回は、40歳目前ってことで、色々と思うこともあり、節目感もあるのでしっかり書き連ねてみようかと。

まえがき


タイトルにもある通り、結局いま仕事は何やってるんだっけ?っていうのと、40代をどうしていきたいんだっけ?っていうのをまとめてみます。

というのも、最近は比較的裏方に近いような仕事が多いのもあり、自分のわりかし近い人にも正確に伝わってないことが結構あるなと思ってて。

そんな40歳目前のフリーランスの現在と未来を書いてみます。

現在の仕事のこと

もちろんちょこちょこ他の案件もありますが、わかりやすく分類すると4つのお仕事を中心にやらせてもらってます。

⑴低アルコール商品の企画開発

株式会社SEAMと一緒に、ココロとカラダにやさしい低アルコール飲料の価値拡大をサポートしてます。

アルコール度数3%のクラフトカクテル「koyoi(コヨイ)」の立ち上げから始まり、今年9月にリリースしたばかりの乾杯に特化したフルーツスパークリング「AWANOHI(アワノヒ)」にも商品開発で関わってます。

コアメンバーとして、スタートアップならではのスピード感と、処方開発の難しさにつまづきながらも切磋琢磨してます。

個人的にはkoyoiがTRUNK HOTEL yoyogi parkに入ってくれたのはすごく嬉しい出来事の一つでした。

また、今年7月末にリリースした「mellowl(メロル)」は、アサヒビール系列のスマドリ株式会社さんとのコラボ商品。

スマートドリンキングを提唱する彼らとの親和性の高い文脈として、プロセスエコノミーを通じた多様的な飲み方の提案を考えるのはとても学びが多いです。

⑵地方の新しい特産品づくり

ちなみにSEAMの新規事業のひとつとして最近動き出したばかりなのが、個人的に一番興味の強い自治体や地方事業者向けの特産品づくり提案。

すでに幾つかオープンイノベーションの場で提案を進めていて、どんな社会的意義があって自治体がわくわくするような企画に昇華できるかを試行錯誤して考えるのがとても楽しいです。こんなに提案書づくりをしてるのも人生初(笑)

少し脱線しますが、今年は和歌山の梅酒のプロモーション「わかやま、ええわいしょプロジェクト」のお手伝いもさせていただきました。

梅酒を100種類くらい試飲して、テイスティングコメントとマッピングの作成。飲み終えたあとは若干胃もたれしてましたが(笑)、少しでも日本の文化でもあり和歌山の美味しい梅酒がたくさんの人に体感してもらえたらいいなと思ってます。

あ、ちなみにこの記事に、頑張って作った梅酒のマッピングを記載してくれてる!嬉しい!

⑶飲料メーカーのプロモーション

もうかれこれ5年になるレミー・コアントローさんとの伊勢丹新宿店の催事。相変わらずコアントロー、ザ・ボタニストジン、テルモンなど錚々たるブランドの魅力を少しでもお伝えするべく、イベント全体のディレクションから、レシピ開発、メニュー撮影、当日のサーブまで横断的にサポートさせていただいてます。

そして今年は更なるご縁でペルノ・リカールさんとも大好きな京都のジン「季の美」でご一緒でき、嬉しい限りでした。

僕の武器の一つは、バーテンダーではない目線で一般の方にもカクテルの楽しみ方をお伝えできる「おうちカクテル」×「ホテル仕込みの接客」の掛け算ですが、最近はサービスマンとして現場に立つことも(意図的に)減らしているので、たまのシャバ(※死語)はたくさんのお客様とお話しできてとっても楽しいです。

そうそう、少しプロモーションという軸からはズレますが、雑誌やweb記事の監修などもちょこちょこやらせてもらってます。最近ではVOGUEや25ans、Hanakoなど、好きなメディアとお仕事させていただき、すごく嬉しい反面、毎回気が引き締まります。(もっとやりたい!)

WEB記事はこちらにまとめてるので、お時間あればぜひ。

⑷お酒の販売

人手が足りない!ってことで友人の紹介で昨年からお手伝いしているワイン専門酒屋の株式会社ミューズさん。ワインの発送から倉庫の管理、飲食店への提案などをほんの少しサポートさせてもらってます。社長の個性的な仕事スタイルと繋がりの多さに驚嘆しながら、ワインの流通の勉強もさせてもらってます。

というのも、最近はカスタマイズオーダーのワインセレクトもやっているので、流通を活かした商品設計ができたりするのもプラスになってる感じです。

それと、SNSで投稿してるのである程度周りは知ってくれてますが、山梨のワイナリー3箇所と宮城の酒蔵1箇所でワインと日本酒を仲間たちと一緒に委託醸造で造っていて、酒販免許も取ってる関係で自社サイト「shizuq store」では仕入れ〜販売までやってます。

上記で触れたオリジナルブランドの「LEGARE」は、傘かけや収穫など畑の手入れからとやれるのが本当に貴重な体験となっていて、現場を知らなければ伝えられないことがたくさんあるなと実感してます。

現在のプライベートのこと

⑴結婚生活

2021年の2月に入籍してからもうすぐ3年が経とうとしてます。

もちろん一緒にいる時間も長いので色々ありますが、かなり仲良くやってる方じゃないかなと思います。まだ子どもがいないからこそ2人で楽しめる時間を大事にしたいなという現在のスタンス。

それに合わせて、今後のことを考えて2人で住みやすい場所を探した結果、まもなく東京から隣の神奈川県に引っ越します。

僕は実家が近いこともあり、馴染みの多い場所が多いですが、エリアの知見がない相方的にはドキドキな模様。心機一転ってことで新生活を楽しみたいですね。

⑵健康面

この歳になって話題になり始めるのは健康面。

実際に今年は久々の健康診断で肝機能や血圧、コレステロールの数値に変化があったので、注視して体調をみてます。

再検診では大きな異常はなかったものの、若い頃とは違ってきちんと日々の生活にテコ入れは必要だなと感じました。ジョギングやハイキングの時間ははもう少し増やしたいですね。

⑶遊び

この結婚生活と健康面を省みて、飲みに行くことも減りました。

いや、ちょっと嘘です(笑)

正直に言えば上記2つの理由よりも、単純に誰でも彼でも会う時間は取ってないというか、自分の中で少数のいま大切な人たちだけ会う時間が取れればいいなという理由の方が強いです。

この2,3年くらいでFacebookもLINEも繋がりの少ない人々の数をかなり減らしました。

少し前の意識高い系の頃(笑)より、豊かで濃い時間につながってる実感があります。

あ、そうそう。

お手伝いしているミューズさんのプライベートスペースで、たまーに主催の仲良しを集めたワイン会をやったりしてます。

興味のある方は公式LINE登録のリンク送るので各SNSでご連絡ください!←急に宣伝(笑)

これからの仕事のこと

⑴飲料プロデューサーという役割

2014年にフリーランスとしてホテルを飛び出し、ドリンクスタイリストと名乗ってから、飲料にまつわるあらゆる仕事をしてきました。そして飲料に関係ない分野でも色んな経験をさせてもらいました。

そんな中で少しずつ自分の中で強くなってきていることは、専門職よりも専門的な目線を持ちつつ、全体を俯瞰するようなポジションが合ってるなという感覚。例えばディレクションとかプロジェクトマネジメントですね。ゼロからイチをつくるよりも、イチをジュウにするためにどうやったら円滑で効率的にできるかを考える方が好きです。

ということで最近は多少イメージしてもらいやすいように飲料プロデューサーという肩書きを名乗ってみたり。まぁそのうちまた変わるかもですが。(要するに肩書きはなんでもいい)

そんな折、現在の仕事の⑵でも触れた日本全国の地域との取り組みはずっとやりたいと思っていることで、それと併せて旅をするように仕事をするっていう一つの個人的な目標とも密接に関わっています。

ある意味での現場主義的な考えで、各地に眠る価値の高いものや文化的に面白いものに触れるのは楽しい。それらを自分のフィルターを通して伝えるのも意義があって楽しい。それらを活用して新しい価値を生み出すのも楽しい。

そういう切り口によって、豊かさや幸福につながってくれると嬉しいですね。

また、個人事業の屋号「shizuq」では、飲料分野に特化しつつも、僕の培ってきたサービス(接客・水商売)や温泉、自然保護など、あらゆる広義的な「」にまつわる活動も積極的にしたいなと思ってます。

というわけで何が言いたいかというと、地方創生や地域活性文脈での仕事をもっと増やして、日本中を旅しながら仕事がしたいので、まずは小さいことでも相談ベースで良いので皆さん案件ください!笑

⑵海外マーケットも視野に

こういった日本の良さに触れれば触れるほど、その価値の高さに心が震えるし、もっとそれらを色んな人に知ってほしいなという思いが芽生えてきます。

個人的には中田英寿さんがプロデュースしている「にほんもの」のような活動はすごく興味があり、その延長線上で海外の方の目に触れる機会をもっと作れる立場も面白そうだなと思ってます。

この辺りはまだ未知数ですが、いずれそういうステージを引き寄せると確信してるので、細々と続けてる英会話はもう少し強化したいところ。

これからのプライベートのこと

自分のステージの中で、いろいろな状況を省みると、2026年が次の節目だと思っていて、その頃には相方も35歳。もちろん子どもをつくることもそのくらいで考えてます。

もちろんそんな都合よく生まれてくれるかどうかも分からないのですが、そのあたりは色んな側面の理由もあり、相方と話し合いをする中で、計画的に進めようというのがお互いの本心です。

なんというか、改めて40歳という年齢を考えてみると、ちょうど人生の折り返しみたいな時期だなと思っていて、正直もっとこの地球で色んな景色を見たいし、たくさんの未知なる経験をしたい。

選択肢を増やせるように、きちんとお金を稼ぎつつ、大切な家族や友人たちとの時間をしっかり確保する。

そんな思いもあり、最近は時間を捻出するためにも、とにかくやらないことを決めるようにしてます。

だいぶ肩の力が抜けましたね。一時期よりも。
むしろ抜きすぎて自分を甘やかしすぎる時も多々あるけれど(笑)

老子の考えが大好きな僕は、とにかく水のようにしなやかに生きる
上善如水。
これを日々忘れずに、自然体でいようと思う。

この世の中、世界にも社会にも色んなことに不満や不平はたくさんある。
でもそれに飲み込まれて毎日を楽しめないのは本末転倒ですよね。
僕は残り半分の折り返す人生を充実して終えたい。

あとがき

と、なんだか書けば書くほど堅苦しい真面目な文章になっちゃった気がしますが、、笑

とりあえず40代は気持ちをに、しくいきたいですね。

いつも会ってる人たち、たまに会う人たち、しばらく会ってないけどSNSだけは追ってくれてる人たち、この記事で僕のことを思い出してくれた人たちへ。

長々と読んでいただきありがとうございます。
末永く仲良くしてやってくださいませ。

基本的にオープンソースなスタイルでいたいので、有料化はしないスタンスです。※絶対ないというわけではありません なので少しでも皆さんが記事を読んで何かを感じ、何かしらのお力添えができるのであれば、その時は心ばかりのご支援をいただけたら幸いです。今後の活動に投資させていただきます。