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2014-2015 闘病記

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俳句・短歌・詩 闘病記
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不眠症

夜眠れなくて
目が覚めて
布団に入って
アイフォーンとか聞いちゃって
目を閉じちゃって
世界の終わりとかかけちゃって
眠くって
眠れなくって
わたしが十代ならこんなのもありだろうけど、
実際のわたしは三十代で、
わたしはランダムで曲を変えちゃって
それは下衆の極み乙女だったりして。

わたしは眠くって、
こんな詩みたいなものを書き連ねていて、
お母さん、ごめんなさい。
明日も生きていきます。

狂気の谷 #齋藤路恵

生と死の間

闇と昼の間

言葉とそうでないものの間

言葉にならないものとそうでないものの間

私と私でないものの間

生と死の狭間

死んだ女 #齋藤路恵

死んだ女がいた

   それは私だった

死んだ女がいた

   それはもう一人の私だった

死んだ女がいた

   それを見ているのは私だった

死んだ女がいた

   彼女は本当は死ななくてすんだ

死んだ女がいた

   誰が彼女を殺したか?

死んだ女がいた

   彼女は死んだ

   彼女は死んだ

   彼女は死んだ

彼女は本当は死ななくて良かった

2014-2015 冬の闘病記

年末

腹減れど喰う気起こらずただ丸まる
#俳句 #haiku #jhaiku #齋藤路恵

狂人の過去に呼ばれる冬朝なり
#俳句 #haiku #jhaiku #齋藤路恵

死にたいということなかれ年の瀬なり
#俳句 #haiku #jhaiku #齋藤路恵

年始

寝正月一人の布団は清々し
#俳句 #haiku #jhaiku #齋藤路恵

皮膚の裏澱が淀みて固まりて
#俳句 #h

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