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ねるくす、寝る街、2005年末2006年始の回想

かつて学校で、ベネルクス三国とか習った記憶。
ベルギーのべ、ネーデルランドのネはオランダ、ルクスはルクセンブルク。

ベルギーは回想した。ブリュッセルでカウントダウンに遭遇した年末年始、オランダとルクセンブルクにも入国していた。

パスポート関連は特急列車内でしたようなあまり感覚がない国境越え。EU加盟国間のなせる業。国の違いはユーロコインで、片面のデザインが国ごと、国によっては額ごと違っていて、それを楽しんで一枚ずつ集めた記憶。

ねるくす、オランダとルクセンブルク、行ったところを回想してみます。年末年始は天候も良くなく、かなりおすすめできない。写真を上手に取りたい人、人間という被写体不要な私のような人間は景色を存分に楽しめる。

クリスマスからニューイヤーの休暇時期なので全く人がいないわけではないが、クリスマスと元日は公共交通機関が全くストップするようなアイルランドのような国も欧州にはあるので行動に注意。

幸いこの2国は鉄道は問題なく、雪の影響もなく動いていた。ただ結構寒かったから、暖をとりながらの行動だった。でもやっぱり旅は楽しい。

つたない画像でマニアックな回想をしてみた。

摂氏マイナス4度 アイスクリームの心境

前半2005年末はルクセンブルク入り。ベルギーに比べて強い思い入れはないのだが、ユーロコイン集めもあり行ってみた。

Gare Centrale routière

中央駅ということ。フランスやベルギーへの交通ターミナル。寒さに慣れていないのは自分だけかのように、周囲は何食わぬ顔でスピーディーに歩いている。実は寒いからかな。

たぶんいつもより閑散としているのだろう

言われてみないとどこだかわからない街の風景。まして欧州素人の私など、ここはフランスと言われても見分けがつかない。ただただ温まりたかったこの時。まだ見ても感動するものが無い。

国旗のある風景 国旗はオランダと激似

ようやくちょっと興味のある風景が出てきた。国旗もあって、ベルギーではないことはわかったが、オランダとの区別がつきにくい国旗。地形的にオランダは水辺の標高が低い国という認識があって、何となくルクセンブルクかなと。

Webやガイド資料を見ても冬の風景はなかなか出てこない。やはり冬に訪れるのはおすすめできないのか。

カジノの建物 入っていませんから
一番きれいだと思った景色 橋の名はアドルフ橋

城塞都市ルクセンブルク。高低差を楽しめばいいんだ。雪がシブい色合いを醸し出している。寒いときは見倣って広場の大きな炎の近くでホットコーヒー飲んで暖をとろうと。

こんなところにもおそらく中華系
Place Guillaume II

無調査でガイド情報も無しで、ただどんな所か見たいだけで来たから、歴史や場所解説はどなたかの旅行記でググる情けなさ。

興味は美味しいもの、見てただ美しいとか直感でエモく感じるものがメインだから。でもつまらないわけではない。未知の場所は好物で、エモさを感じればリピートで大好物になる。旅にはポジティブなつもり。

高齢者施設きれいすぎる この脇に車がたくさん停まっていた
ショッピングエリア ほっとする

きっと、クリスマス直前が盛り上がって人も多く、欧米の特徴でニューイヤー明けて2日から仕事モード、ここも例外ではなくと思った。

面白くなかったわけではないけど行動範囲が狭かった 日が暮れるまでいたし
冬だから日暮れは早いし 再び駅からベルギーへの帰路

つまらなくはなかったんだけど、日も暮れて早くベルギーに戻りたくなった。次はカウントダウン後、2006年始は鉄道でオランダへ。

これがアムステルダムじゃなくてロッテルダム。格安航空機の都合だったかもしれない。

ロッテルダムの前にキンデルダイク風車群へ行っていた。
冬の枯野の風車群。見慣れた人の行動みたいだけど、初心者が行けばきっと次はチューリップ咲き乱れる季節に来たいと思うかもしれないけど、かないそうにもない。けど、乙とも言えるかビミョーな画像は残していた。

知らない駅知らないバス停 よく調べて行けました
オランダ語もだめなのに 少し英語に似てるけど

プロモーションビデオ撮影でバンドが狙って訪れるような寂しい光景。
ただ季節に関係なく風車は存在するけど、無風なのか動かしていないのか止まっている景色。嫌いじゃないけど、見たことが無い風景だし。ベストではないけれど、強がりではないですよ。初物好きですから。

風車が見えてきた 人が全くいないわけではないけど観光客かビミョー

カメラを構えている人は見かけた。お仕事なのかもしれないけど、観光的には全くのオフシーズン。元日だしみんなでお家だったり集まってニューイヤーパーティーなんでしょう。

こちらもお仕事で欧州、仕事メンバーはそれぞれのステイ休暇。サッカー好きはグループでイギリスだったかな。私は楽しめないから単独の旅。同じアパートメントの人は映画ビデオ鑑賞でこもるとのこと。

それぞれ楽しい休暇。おすすめできない,けど、本人は知らない場所を楽しんでいるのです。まったくの個人で日本から旅計画したら、相当働いてお金貯めないと来られない場所だから。ありがたいんです。拠点はリピートした大好きなベルギーからの入国だから。

風車群だ
水面に映る風車
オフの風車 レア画像じゃないのかな

ググったら冬の画像もあった。前の水が凍ったらスケートリンクになっている画像。合成?

風車群から移動。フリーパスみたいな切符を購入していたらしく、また無人駅だらけだったので、面白い家のような建物を見つけて途中下車。

ブラークタワーとキューブハウス 面白い
近づいてみました ロッテルダムで近代建築を楽しむ

鉛筆型のブラークタワー。マンションで住めるらしい。
黄色の45度傾斜のキューブハウス。見学できるらしい。

地下鉄Blaak駅の近く。当時地下鉄あったかな、鉄道でロッテルダムに行った記憶、実は地下鉄?あやふや。ググったら建物は変わっていない様子。

元日のロッテルダム 建物撮るには最高の人のいなさ
天候不順も雨さえなければ楽しめる近代建築
海が近い大河沿いも建物が面白い

オランダで気になっていた ”ダム” という地名の語尾。
堤防のことらしく、標高の低いオランダだからなるほど納得。

自転車走行も発達している印象。そこから排気ガス削減、エコ活動しやすい環境。生活の工夫先進国なんですね。

他にオランダのイメージは乳製品。元日で巡り合えていないのが残念。

フラッグミュージアム 風まで元日休み
建築物の楽しさで天候を乗り切った

幸いしっかりした雨には遭遇せず、デジカメ撮影は妨害されなかった。
街は眠っているけど、人の顔消し作業不要の画像が撮れてありがたい。

こんなに暗い空でも建築物の美しさが楽しめた。貴重な元日の経験。初詣や日本の正月行事はすっかり忘れていた。この年年賀状とかどうしていたんだろう。

トラムが動いていた 元日全停止ではなかった
元日のロッテルダム 明かりも見えてほっとした

持ち帰りの飲食店、駅の売店は営業していた。

フリット トッピングはカレー レア

フリットをゲットできた。トッピングがカレーって珍しい。
よく思い返したら、日本にいたって元日は基本みんな休みだし、日本だったらこんなに外出していないから、久しぶりに少し戸惑っていただけだった。

曇天も悪くない。このあたりから芽生えた感覚。低気圧不調も感じない体質。朝寝坊も近くの散歩も、曇りの日ならでは。

回想しながらそう思った。ずいぶん昔で、天候も良くなく、参考にならなくて申し訳ございませんが、それなりに楽しんでまいりました。
降りてきたデスティニーに感謝です。

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