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話題になった出来事についてへの考え方。

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主にネットで話題になった出来事に対する考え方。
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記事一覧

女性キャラを「自分」と紐づけて考え、問題にする女性がいるのは何故か。

 もうこの話題はいいかなと思っているのだが、タイトルの件だけ気になったので自分の考えを書…

うさる
2日前
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「社会に依拠せず、自分が世界とどう対峙するか」を語っているコーマック・マッカーシ…

 黒原敏行がマッカーシーの作家性だけではなく、作品一冊ごとに話をしている。こ、これは贅沢…

うさる
4日前
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話題になった、令和6年4月11日 岸田首相の米議会両院会議演説全文を読んだ忌憚のな…

*タイトル通りの忌憚のない意見です。  自分は政治的にはいわゆる無党派層で、心情としては…

うさる
3週間前
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「他人は自分とは違う」ということは当たり前のようで、常に確認しないといけないのか…

 少し前に話題になったお笑いコンビのファンの人(以下「ファンの人」)について。  この件…

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うさる
1か月前
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つるはしを売る奴よりも「伝説のつるはしでーす」と嘘をつく奴よりも、「伝説のつるは…

 年始の地震のデマの拡散の話で「ネットは『批判されること=注目が稼げる』という発想でやっ…

うさる
1か月前
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「同じ物を見て、同じ地面に立っている。だから対峙できる」そういう人間でありたい。

 4月6日(土)の読売新聞に掲載されたこの話、めっちゃ好きだ。プレゼント機能はないのか、…

うさる
1か月前
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構造的な差別解消のために、個別の差別は許されるのか。

「中央公論4月号」の中で、「世界」「正論」「中央公論」の編集長三人による対談が掲載されていた。  現在この三誌の編集長は、全員女性だそうだ。知らなかった。  その中に興味深い話が載っていた。  ここまで徹底してはいないが、自分もシンポジウムや国や経済界の会議を見て役員や識者が男ばかりなのを見ると「何だかな」と思う。   先日も読売新聞に掲載されたウクライナ戦争の分析の記事を読んだが、十数人の識者の談話のうち女性は一人だった。 *自分は紙媒体で読んだが、恐らくこれがその電

子供のころ「自分の正しさを声高に主張しながら、自分が興味がないことや都合が悪いこ…

 最近「不適切にもほどがある」の批判記事が目につくようになったあと思ったら、名前を見たら…

うさる
2か月前
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人の内面に触れるものの取り扱いは、もう少し慎重になってもいいと思う。

「MBTIの扱い」については、時間がある時に書こうかなと思っていたけれど、ちょうどこういう増…

うさる
2か月前
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なぜ、無数にある人間的な側面の中で「新海誠の(特に前期)作品が好きなこと」がやり…

 新海誠作品(特に「君の名は。」より前の作品→この記事では「前期新海作品」とする)が好き…

うさる
2か月前
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強さに自信がある女性は、自分の肉体の魅力を誇示しても他人の好奇の眼差しを無視でき…

 無意識にタイムトラベルをしているんだろうか。  そう心配になるくらい既視感がある。  …

うさる
3か月前
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「30になって相手が居なかったら結婚しよう」は「結婚するつもりがない」の言い換えだ…

 大した話ではないけれど気になったので言及。 「30になって相手が居なかったら結婚しよう」…

うさる
4か月前
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寄付は意思表示のひとつの方法。

 石川県で震災のための義援金の受付が始まったので、5日(金)に寄付をした。 ※義援金の寄…

うさる
4か月前
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「陰謀論」に巻き込まれないために、「世界の複雑さに耐える心」を大切にしたい。

 中央公論12月号に掲載している大澤真幸「共通の枠組みなき世界で 人々の不遇感が信心を強化する」が面白かった。  その中で、ある程度荒唐無稽だとわかっていてもその情報を信じ、拡散する状態のことを「アイロニカルな没入」と表現している。  原因がわからないことは解決することが出来ない。  だから端から見たらどんなに無茶苦茶だ、理不尽だと思うものでも「原因を明らかにするストーリー」を生成してしまう。  今の時代は、情報量が余りに膨大なために、情報を得ることで安心するのではなく逆に