就活生の皆さん、こんにちは。
採用担当Aです。

学情が25卒の5月度調査を発表しましたので見ていきましょう。

筆者の感覚

私は面接官や採用の責任者として日々学生の皆さんとお会いしております。
GW明けの面接から内定をすでに持っている方が増えた印象です。

ある程度業種業界を絞っており当社を受けている方や、バラバラなところを受けている方もいます。

また、全く内定を持っていない方も一定数いらっしゃいます。

内定を持っていないことはやばいなとは思いませんが、うち以外選考に進んでいなくて内定を持っていない方はちょっとやばいなと思います。

もちろん人物を見て合否の判断をしますが、この時期に内定を持っていないにも関わらず極端に活動量が少ないのは心配です。

4月末の就職活動の主要な結果のまとめ

内々定率の全体的な状況:

• 4月末の内々定率は70.1%で、3月の採用広報解禁から2ヶ月で7割を超えた。

• 前月比で+16.4ポイントの大幅な伸び。

文系と理系の内々定率:

• 文系の内々定率は前月比+18.9ポイントで67.9%に。

• 理系は前月比+11.3ポイントで74.7%、しかし前年の78.4%を下回る。

就職活動率の変動:

• 全体の就職活動率は67.8%で、前月より-7.8ポイント。

• 理系の就職活動率は50.7%と大幅減、ヤマ場を越えた状況。

内々定保有平均社数と辞退の進行:

• 学生の内々定保有平均社数は1.79社で、前月の1.81社から微減。

• 内々定辞退が進んでいる傾向。

文理間の差の縮小:

• 文系の内々定率の急上昇により、文理間の差が前月の14.4ポイントから6.8ポイントに縮小。

多数のインターンシップ参加:

• 学生の約半数（47.7%）が10社以上のインターンシップに参加。

• 参加社数の平均は6.83社。

内々定の獲得と志望度:

• 内々定を獲得した学生のうち、第一志望としての回答は48.5%。

• 強く入社を希望する割合は、複数社の内々定を持つ学生で59.5%。

内々定者のフォローと業種別内々定状況:

• 対面の懇親会がオンライン面談を上回り、フォローの方法として初めてトップに。

• IT・ソフトウェア・インターネット業種が内々定獲得トップ。

まとめ

こういったレポートが出るたびに焦る方もいるでしょう。
しかし、早く就活が終わったからと言って入社が早くなるわけでもないですし、なにか有利に働くわけではありません。

最後までしっかりと自分の価値観と企業の価値観を照らし合わせ、大切なファーストキャリアを考えてくださいね。