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20分歯磨きしてるのになぜ「むし歯」になるのか?

「ズキズキ」と刺すような痛みがつづくのが、神経に達したむし歯の痛みです。

「すごく痛い」と、麻酔が効きにくいことをご存知でしょうか?

やむを得ず、「3秒ほど痛いのを我慢してください」と言って、「神経」に注射の針を打ち込み、麻酔液を注入すると痛みはなくなりますが、患者さんの心中察するにあまりあります。

話だけでも、歯科は遠慮したくなりますね。

1回20分も歯を磨くようなシュッとした男性やお綺麗な女性でも、「むし歯」になるのが本人も歯科医師も不思議でなりません。

原因は何でしょうか?

・歯の「ヒビ」から「むし歯菌」が侵入。
・現代食品にふくまれている「糖類」。
・虫歯になりやすい「歯」。
・歯周病菌よりも虫歯菌が多い・・・

などの理由に加えて、「完璧に歯を磨くのが不可能」だからなのかもしれません。

誤解を恐れずに例えるなら、「歯みがき」は、人参12本とジャガイモ16個を「目で見ない」で皮をむくようなものです。

なので、どんな方でも必ず磨き残しがあると断言できます。

では、どうすれば良いのか?

・「かため」の歯ブラシをペングリップで使う。
・カラーテスター(歯垢染色)で赤く染まるところを磨く
・「ながら磨き」で長時間磨く。
・歯の「ヒビ」予防に、薄いマウスピースを使う
・フロスをする
・歯科医院で、定期的にプロによる機械をつかった歯のクリーニングをしてもらう。
・飴やお菓子を控える。
・乳幼児に、親御さんのスプーンや箸からの悪玉菌感染を防ぐ。
・学童期から、「歯ブラシは2種類つかう、毎月1日に交換」

など習慣づけると良いかもしれません。

むし歯になりやすい方は、本当につらい大変な思いをなさります。

予防を徹底して、なにとぞ「痛くて歯科に行かない」平穏な人生を送っていただければ幸いです。

しかし、「虫歯がない」方こそ知っていただきたい真実があります。

完璧に歯を磨けないのに「むし歯」にならないのは、歯周病菌が多いからで、人生の後半から口腔崩壊、歯周病由来の多くの病気、ハグキが痛い、食べれない・・で晩年は「生き地獄」のようになる可能性があるので、「むし歯」になりにくい方こそ、予防の徹底で幸せな人生がつづくのではないでしょうか。

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