見出し画像

【日本語教師】日本語学校を辞めたくなったら参考にしてください

こんにちは。
日本語教師のさじここです。

日本語学校で働いている日本語教師の方は、今きっと夏休みでつかの間の休息を味わっているのではないでしょうか?

「いや、いや、授業準備しなきゃだから、そんな休んでる暇ないよ!」
という方もいらっしゃるかもしれませんね…😥

私も新米日本語教師のころは、休みの日はほとんど家にこもって、授業のスライドや教材をストックする時間にあてていました。

そんな私の今はというと…
実家に帰省中ですが、バリバリ仕事しています(笑)
そして論文をがんがん執筆しています…(汗)
2歳の息子と炎天下の中庭でプールする日々です…

ぜんぜん変わってない…休みなし…(笑)
でも好きな仕事なので苦痛ではないです😅

そんな私のもとに、知り合いから「日本語学校辞めたいんだけど、どうしたらいい?」とメッセージが来ました。

夏休みになり、日本語学校の授業もお休みのところが多いと思います。

そういう自分の時間ができると、ふと「自分はこのままでいいのか?」と考えたり、学校の不満溜まってきたり…隣の芝は青く見えたり…します…よね?😅

忙しいほうが案外その場を乗り切ることに集中するので、時間ができたときのほうが人は組織を辞めたくなるのではないかと思います。

で、ブログで知り合いにしたアドバイスをまとめました↓


この記事の結論をお伝えすると「どんな組織でも辞めるときは怒りや勢いで辞めないほうがいい」です。

勢いや怒りにまかせて辞めてしまうと、後々後悔することが多い…と私は周囲を見て感じます。

客観的に自分の不満や怒りを整理してみることが大切です。

私は日本語学校を3校経験しています。

3校目はコロナ解雇的なものなので除きますが、あとの2校は穏便に退職できたおかげで、その後お付き合いが続いています。

そのおかげで、大学院の日本語教育経験者として出願するための証明書を取得できました。

自分のキャリアにとってこれは大きかったです!!

穏便に辞められたから今私は修士号を取得できました。

じゃあ、その2校に不満がなかったかというとそれは違います。

やっぱり、不満はありました

特に待遇面で……

1校目は、結構ひどくて、毎期ごとに教務の方針も変わる、教科書も変わる、最後には経営者も変わって、本当に大変な思いをしました😥

自分の時給とか学校のやり方はちょこちょこ学校側に訴えて、改善された部分はありましたが……

「このままこの学校にいても得られるものはない」

とうとうそこまで追い詰められて、2校目の採用試験を受けました。

しばらく1校目と2校目を掛け持ちしましたが、やっぱり学校への不満はどうがんばっても解消されなかったので、1校目を辞めました。

でも、穏便に辞められるように自分の負の感情は誰にも…仲の良かった先生方にも話していません。

今でも同僚の先生方や学校側は「キャリアアップのために辞めた」とポジティブに思っているかと😅

真相は闇の中…ってかんじで今の今まで私の心の中にしまっていました(笑)

(もう流石に時効だと思うので、noteに書いちゃえ〜って思って書いてます。これからもちょっとずつ小出しにしていくつもりです)


すみません、話がそれてしまいました。

話を戻すと…

日本語学校を辞めたくなったら、
「辞めたい理由別にまず対処するのがいい」です!

・①給料に不満がある⇒辞める前にまず学校側と交渉してみる⇒交渉決裂したら辞める

  • ②職場の人間関係がつらい⇒自分でどうすることもできず心身ともにしんどいなら辞める!

  • ③教えることにあまりやりがい感じない⇒他業種へ転職したほうがいいかも…

  • ④授業準備つかれた⇒まず1年間は同じレベルのクラスを教えて教案をためよう!

  • ⑤業務がパンク寸前⇒まず専任(上司)に相談してみる⇒業務量が減らなかったら辞める!


詳しいことは上記のブログを読んでみてください。


余談ですが、私ははずっとオンボロ賃貸アパートに住んでいて、アリが大量に出るんです。

それなのに、更新時に毎月の賃料を「3000円」値上げするっていい出して、「はあ?」ってなったんですね。

そんなとき、あなたならどうしますか?

①仕方がないと賃料3,000円の値上げに従う
②納得できないと抗議&賃料値上げを撤回させる


大抵の方って①だと思うんですね。

だって、交渉って面倒だし、たかが3,000円でしょって…なるかと…

でも、私は②を選びました。

この値上げは不当だということを論理的に説明して、管理会社と交渉しました。

その結果、値上げはなくなり、今まで通りの賃料で住めることになりました。

たかが3,000円と思った人、年間になると36,000円です。
2年間で、72,000円!!

交渉したから72,000円払わずに済みました(泣)✨😂


不満をを受け止めて辞める選択よりも交渉のほうがいいケースもあるってことです。

1校目を辞める前に、私は数回自分の時給について交渉し、計300円あげてもらいました(笑)

そして、非常勤ですが学校の社保にも入れてもらいました。

うまく交渉したおかげです。

その上がった時給を2校目の採用時に提示して同じ額をもらえるように交渉しました😄

転職って精神的にも肉体的にも大変なので、今いる組織が変わってくれるならそれに越したことはないですよね!

学校だってできればいい人材にはいてもらいたいわけですから。

でも、冷静さを欠くと「交渉」なんてできませんので、自分をまず客観的に見つめて交渉できるカードを探すことをおすすめします!

辞めるのはその後でもいいんじゃないかな〜って自分の経験で感じます。

これはあくまで私の考えです。

退職について相談された知り合いの先生にも「まず自分の不満を整理して、交渉してみたら?」と伝えました。

転職するにしても、やっぱり「交渉力」は重要ですし、練習がてらやってみたら?と😅

うまくいかなかったら、辞めたらいい。

それぐらいの気持ちでいくと心もちょっと軽くなるのではないかと思います。

まずは自分自身の状況を整理して辞めるのがいいんと思います。

「穏便に退職する方法の事務的な方法について」は、次のブログ記事で書く予定なので、本当に辞める気持ちが固まったら、ぜひ、そちらの記事も参考にしてみてください。

※ここに書いたことはあくまで私個人の考え方です。

最後までお読みくださりありがとうございました。

少しでも皆様の参考になったら幸いです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?