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懐かしさと切なさに浸るアプリゲーム

アプリゲームって、時間経過でスタミナを貯めるとか放置してレベルアップしていくとか、コツコツ毎日進めるタイプが多い気がします。でも、たまには「はじめから」を押したが最後、寝食を惜しんでテレビの前に陣取り続けたあのころが恋しくなりませんか?
「スタミナ切れなんて知らない。限界は自分で決める!」という気分のときに、じっくり遊べるゲームをお探しなら、SYUPRO-DXがおすすめです。
ちなみにエンディングまで数日かかるということはないので、いつ「はじめから」を押しても大丈夫。数時間すれば眠れます。

見た目はレトロゲーのようでいて、トロフィー機能をはじめとするやり込み要素があったり、アドベンチャーの場合はログ機能があって迷子になりにくい親切設計だったりの現代仕様。

いまさらおすすめするまでもない有名なデベロッパーですが、本当に大好き。表現力豊かなドット絵とゲームとしての歯ごたえ、余韻の残る切ないシナリオにぴったりのBGM…どこをとっても好き。ゲームをしているという満足感があって最高に幸せなんです。さらに、多くのゲームは広告収入がメイン。課金なしで制作者に貢献できるのもありがたいところ。


なにかスマホに残っていたはず…とアルバムを開いたら孤島伝奇アドベンチャー終わらない夕暮れに消えた君のスクショがありました。

無題 3

…このセリフにスクショを撮った己の邪心が見えて微妙な気持ちになりました。
こちらは、10年前のお祭りの日に消えた友達を探す主人公(画像右)の物語。苦くも強い友情とピュアな恋の行方にカタルシスを覚えること間違いなしです。

そして、私が一番好きなのは彼女は最後にそう言った

何を書いてもネタバレになるので書けませんが、ループものっていい…。

取り上げた2つの作品のシナリオを担当している横田純さんは、劇団の脚本も書かれている方。ゲームでのキャラクターの動きや、音や光の演出って、そういえば演劇と似ているような気がします。特に暗転の際の間合いには、しんとした劇場で次の場面を待つあいだの緊張感を思い出しました。

自分の手によってリアルタイムでストーリーが進んでいくのが、ゲームの醍醐味のひとつ。落ち着かない日々の続くいまだからこそ、あなたの手で主人公たちと温かな未来をつかんでみませんか。



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