2019年8月、転職について知っておくべきこと

 今、転職しようと活動している人、転職したいと思ている人、転職しようか迷っていいる人、たくさんいると思う。私自身が転職した経験も踏まえ、特に技術系、理系が今転職することについてお伝えしたい。

●「今」の状況を考えると…

 今の日本の状況は、比較的景気が良い状態で、人手不足が急に言われだしたこともあり企業は積極的に人員を確保しようと動いているため、転職したい人にとっては追い風。転職しやすい時期。ただし、デメリットもあり、好景気の賞与アップの恩恵が受けられなくなる可能性大(転職直後は賞与額が低く設定されていることもある)。また、転職活動している人も多く、実は競争率が高くてなかなか採用まで至らないことも。人気の求人だと数人の求人に対し、数十人が応募していたり。

●「技術系」「理系」職種の転職について…

 技術系、理系職種の転職で転職前に一番考慮に入れておいた方が良いことは、「転職後はほぼゼロからのスタート」になるという事。転職後の業務が同業、同職種でない限りほぼゼロからのスタートになると思っておいた方が良い。各社独自のツールや習慣もあり、まずは業務ができる環境に慣れるところからスタートする。人間関係もまたゼロから作らなくてはならないし、同期もいない。今の職場に長年いる場合、転職直後は急に不慣れな状態で業務をすることになる。

 今、転職するには追い風が吹いているが、もう一度「なぜ転職したいのか」「転職してその原因は解決するのか」よく考えて転職活動していってほしい。

私は、このまま前職で働いていては「裁量労働制の名のもとに定額残業させ放題の状態で自身の心身・家庭が壊れる」と思い、「社会に役立つ製品に関わる業務で、実質的な勤務状態がきちんとしている企業」に転職した。転職して環境がガラッと変化し、いろいろと苦労を感じることもあるが、転職して良かったという思いしかない。

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