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①上位役職者のマネジメント

複数の支社、組織、多くの人数を管轄する上位役職者。

私は管理職2年目から課長として2つの課を兼務し、合計12人以上、2つの転職支援チームを管轄しておりました。
この時から自身の「兼務管理職」の長いキャリアがスタートしていきます。

そしてそれらの経験や失敗からくる、
現時点で私が「勝ち筋」だと感じるマネジメント方法を無料で共有します。

上位役職にとっての戦略(≒リソース)は、50名以上になってくる且つ自分でマネジメントをした際に売上数字を引き上げられる(≒そのきっかけを与えられる)ことを前提とすれば、以下の2つだと捉えています。

①自分の時間のかけ方
②人事配置

今回は①を細かく因数分解してみる。

◆各支社(部門)予算費(≒人数比)÷自身の全担当予算(≒人数)で「かけるべき時間」が明確に。
この設定した時間と自身の行動カレンダーを見返して、戦略=時間の使い方が合っているか?チェックすること

aMTG、研修実施の時間
b商談時間
c出張も含めたその部門で勤務する時間
などが挙げられる。

◆各支社(部門)の中でもまずは自分の直属の部下から育成にトライすること
「組織の勝敗はNO2が握っている」とはよく言いますが、側近から育てることで自身の右腕を育てられるか?は組織運営の中で最も大切と言っても過言ではありません。

右腕を育てるためには、

a1番多くの時間を費やすこと
b方法論に加え、その意図や目的意識を大切に伝えること
c期待値を伝え続けること
※ここに加えコミュニケーションの中でオープンクエッションを入れコーチング要素を増やすと側近は自走していくようになります。

などが大切です。

◆直部下が機能していないケースは1つずつ下の階層に降りていって「右腕になりうる人の指導をすること」が大事

ケースによっては直属の部下があまり優秀ではない(自分で望まない組織配置からスタートしたケースなど)or機能不全になってしまっているケースもあるはず。そう言った際は課題を明確にし根拠強く育成を続ける(但し一定期間で見切りをつけること&並行してそこに変わりうる人の育成を実施することが大事)ことと同時に、直部下と約束を握った上で1階層下に直接指導に入ること。
これ自体は織学で言う「位置ズレ」を発生させますが、経験上短期的に業績を引き上げる施策にはなります。

今回説明した戦略である時間の使い方とそのかけ方を間違えなければ勝ち続ける組織を創ることはできます。
ぜひ参考にしてみてください。

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