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仙台のコミュニティFM76.2MHz「ラジオ3」と、クリエイティブディレクターの「酒井…

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仙台のコミュニティFM76.2MHz「ラジオ3」と、クリエイティブディレクターの「酒井裕希」で、ラジオをはみ出した新しいことを考えはじめる番組。放送は毎週月曜日の21時から10分間。ポットキャストでも配信中。 #新しい酒井3 #ラジオ3

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番組で話しきれなかったことや、音声では伝えられないこと、そんな「はみ出した情報」を発信していきます。「新しい酒井3」の、さらに新しいことはこちらで。 ※番組に価値を感じてくださる方に制作費の支援をお願いさせていただくサポータープログラムです。番組制作費に活用させていただきます。

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最近の記事

「みたて」というクリエイティブ

星を結んで物語を描く さまざまなクリエイターの言葉を追っていくと「クリエイティブとは?」との問いに対して「みたて」と答えている方が多いように感じています。 「みたて」とは、他のものになぞらえて表現する手法。「たとえ」「比喩」「メタファー」。 「まるで~のようだ」と、ある物事を類似または関係する他の物事を借りて表現することが「比喩」であり、比喩でありながら比喩であることを明示する形式ではないことは「隠喩」であるなど、概念の線引きは難しいですが、大雑把にまとめると「何かに“

    • いいデザインは、いい音がする

      クリエイションのスパイス 人の印象形成の3要素「視覚(ビジュアル)」「聴覚(ボーカル)」「言語(バーバル)」を意識してコミュニケーションについて考えてみるシリーズ。第1弾は「色」、第2弾は「言葉」をテーマにお話してきました。 そして最後のテーマ、第3弾の「声・音」です。聴覚情報(ボーカル)に関するお話。 伝わる印象形成の割合「メラビアンの法則」では38%と、視覚情報(55%)に続いて二番目に影響力を持つ要素について、クリエイティブの視点から考えていきます。 すなわち、

      • もしもラジオ局がスイーツを始めたら

        テーマ「もしもラジオ3がスイーツを始めたら」 ラジオ「スリー」が考える「スイーツ」。 まったりと心地よい幸せスイーツ時間を、ラジオ3が音楽やトークで演出する。ラジオを聴きながらスイーツを楽しむなら、例えばこんなスイーツたち。そんなペアリングを妄想しながら選んでみました。 A案:どら焼き (2024.4.8放送のアイデア) ラジオ3を聴きながら食べたいスイーツ、1案目は 「どら焼き」です。 ベーシックなスイーツですが、幅広い展開ができる魅力がラジオ3っぽさ。文句なし大

        • 並びが変われば情景が変わる

          結局、人は見た目なのか コミュニケーションにおける「視覚」「聴覚」「言語」の要素を、印象形成の割合で示したのが「メラビアンの法則」。これによると「視覚」「聴覚」が非言語コミュニケーション、「言語」が言語コミュニケーションですから、93%が非言語で印象づけられていることになります。つまり、表情・態度や格好など「見た目」で相手を判断する傾向が強い。  視覚情報(ビジュアル)55%  聴覚情報(ボーカル)38%  言語情報(バーバル)7% これらを考えてみるシリーズとして、

        「みたて」というクリエイティブ

        メンバー特典記事

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          欲しい色を選ぶのか、欲しい印象を選ぶのか

          色を味方にしよう 新しい環境、新しい季節、新しい気分で迎える春。新しい時期だからこそ、自分も色づかいへの意識から印象をアップデートしてみましょう。 表情・所作・仕草・服装・・・ 人は「非言語の情報」、いわゆる「ビジュアル(視覚)情報」で物事を判断し、印象の半分以上が形成されると言われています。これは皆さん納得ですよね。 しかし、何となく分かってはいるのだけど、物や服は好みで買うことが多く、「活用」という観点で商品選択している人は少ないかもしれません。 やはり、「好き

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          ファッションのお話

          服は語るように着る ファッション、大好き。デザイナーブランド、超大好き。そんなファッション誌全盛期に育った僕がいま現在楽しんでいるスタイルのお話。 それがこの「服は語るように着る」というもの。 どのようなデザイナーが、どのような流れで、どのような意味で作っているのか、外に現れない文脈を自分の中だけでこっそり楽しむ。誰にもわからないからこそ僕にとっては面白い。 着飾るだけじゃない楽しみ方、僕の3選はこちら。  ◎自分と同世代の日本人デザイナーものを着る  ◎同じブラン

          ファッションのお話

          ラジオとデザイン

          あの日 この放送している本日は3月11日、 2011年に東日本大震災が発生した日です。 13年前ですから、当時の仙台を知らない方も増えてきましたが、宮城に暮らす僕たちには大切な日であり、さまざまな想いが浮かび上がる日。 私はラジオが果たした役割はとても大きかったと感じており、この場ではデザインの視点からラジオのことを考えてみたいと思います。 聞こえていたのはラジオだけ 2011年の当時も僕は、このラジオ3のビルにいました。もちろん地震が起こるなど想像もしていないです

          ラジオとデザイン

          ゲスト作品#08 新しい“山内稜平”

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          ゲスト作品#08 新しい“山内稜平”

          Guest Talk 08: 山内稜平 [アートディレクター]

          未知の地での出会いが、未知の創造を掻き立てるあらゆる状況においても打ち返せるのがプロフェッショナル。経験があれば打ち返しのカタは生まれるが、カタにはまるとクリエイティブは失われる。いかに未知なものに向き合えるか、不確実な戦いには強い勇気が必要。その先を不安と思うか、期待と思えるか、簡単に決断できるものではない。メーカーからデザイン事務所へ、東京から盛岡に、未知を笑顔で楽しむ山内さんのジャンプには誰もがワクワクする。「どこでデザインするかよりも、どうデザインするか。」まさにこの

          Guest Talk 08: 山内稜平 [アートディレクター]

          Guest Talk 07: 佐久間誉之 [イラストレーター]

          素直に感動するほど、色は豊かになるすべては美しさへの感動から生まれるもの。その美しさに出会い、描き伝えていく。あらゆる絵は感情の共有なのかもしれない。描く人の心に響いた色や形が組み合わさって、ひとつ一つ異なる絵になっていく。佐久間さんが描く絵には色が溢れている。さまざまな色が広がり触れ合い、このキャンバスの上だけで見ることができる風景を作り上げている。曖昧に広がる色は一期一会で、同じ色は存在しない。それは、出会った風景を優しい色で語ってもらう体験のよう。佐久間さんが描く喜びの

          Guest Talk 07: 佐久間誉之 [イラストレーター]

          ゲスト作品#07 新しい“佐久間誉之”

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          地球のためのデザイン (サスティナブルデザイン編)

          いつかのだれかの幸せも願う 幸せはデザインのマナー。「人間らしさ。心地よさ。」を意識したデザインマインドで、今日よりも明日が1mmでも良い方角に改善できないだろうか。これについて語る「地球のためのデザイン」シリーズ。引き続き、第三弾「サスティナブルデザイン」について。 サスティナブルデザイン、一般的に「環境負荷を最小限に抑えながら、持続可能な未来を実現するためのデザイン」を意味する言葉として扱われていますが、これは極めて当たり前のことを指しているようで「当たり前あるべきこ

          地球のためのデザイン (サスティナブルデザイン編)

          地球のためのデザイン (ユニバーサルデザイン編)

          みんなが笑顔になるデザイン 幸せはデザインのマナー。「人間らしさ。心地よさ。」を意識したデザインマインドで、今日よりも明日が1mmでも良い方角に改善できないだろうか。これについて語る「地球のためのデザイン」シリーズ。第二弾は「ユニバーサルデザイン」について。 ユニバーサルデザイン周辺の言葉として「バリアフリー」「インクルーシブデザイン」「ノーマライゼーション」、、、などなど、手法から理念的なものまでアレコレありますが、結局のところは「だれもが同じレベルでハッピーな気持ちで

          地球のためのデザイン (ユニバーサルデザイン編)

          地球のためのデザイン (エコロジカルデザイン編)

          デザインで地球も幸せにする とても大きなテーマにも見えますが「幸せであること」はデザインとして必須スペックだと考えています。幸せはデザインのマナー。 ものづくりの世界であれば「できる限りシンプルな線で幸せを叶えること」がデザインの仕事。「社員の幸せ、顧客の幸せ、社会の幸せ」を公倍数で叶えることであり、いわゆる近江商人の「売り手よし、買い手よし、世間よし」の「三方よし」の哲学。さらに現代的に翻訳するならば「だれも不幸にしないデザイン」、すなわち「SDGs」に近似するでしょう

          地球のためのデザイン (エコロジカルデザイン編)

          もしもラジオ局がランチを始めたら

          テーマ「もしもラジオ3がランチを始めたら」 ランチにはラジオが似合う気がします。 コミュニティFM独特の普段着感、この心地よさを別の価値観に置き換えてみます。 ラジオ3が「ラジオ」をお休みして「ランチ」に変わったら、どんな料理が似合うかという妄想です。 A案:青椒肉絲(チンジャオロウスー) (2024.1.29放送のアイデア) 妄想メニュー、1案目は 「青椒肉絲(チンジャオロース)」です。 手軽で大満足。ご飯がモリモリすすむ、みんなに愛される定番の料理。このエネル

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          ゲスト作品#06 新しい“山本重也”

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