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ファンレターって写経

いかがお過ごしでしょうか、切手の値段って昔の値段に慣れてるとめちゃくちゃ違和感ですね。 

ところで、あなたには存在していることに感謝する存在、推しがいますか?
僕はいます。過去様々に感謝してきましたが、僕には2種類の推し方があります。
パターン1は現場に行くことが基本の応援の仕方なので現場へ行く。
パターン2は極力対面は避けれて遠隔お布施ができる。
この2パターンです。 

僕は田舎生まれアキバ育ち池袋にいるオタクだいたい同担みたいな存在ですので、仲間も怖いオタクも緩くみてきました。

パターン1は基本ひとりで推しへ会いにいくのですが、もうキモすぎて見せらんないからシングルライダーになるしかないというのもあります。ただ、これ、会いに行けるタイプの現場で本当に推しになんて言っていいか分からないんですよ。
めちゃくちゃ人見知りですし、毎秒新作立ち絵で喋る度に新作ボイスでてるから感情追いつかないんですよね。なので毎回「ソロチェキ…」という鳴き声の虫になるしかありません。
ソロチェキ虫にも推しはお仕事なので優しく話しかけてくれて本当に虫は死にそうなんですけど、感謝だけは伝えたいのでいつもそこで、みれて嬉しかったことと存在が優勝していることと健康には気をつけて欲しい。
この3つは絶対伝えたいので伝えるですけど、毎回同じくらい感謝してるので多分毎回BOTのように同じこと言ってる。推しを前にすると語彙なんてない。
パターン1のいいところは怖いところや他者のマイナス意見は特定のネットサイトへダイブしないと目に入ってこないところです。目の前だけをみて優勝できる盲目オタクことワイは加減しながら楽しくゆるく過ごせました。

パターン2は推しの視界に入らなくていいという圧倒的安心の中推せる、僕みたいな虫には本当にありがたい現場です。そういうところはまずもって2次元だったり、3次元ならファンクラブがあったり映画だったり円盤だったりと極力対面せず応援できる土壌がありとても有難い。
でもその分母数が多いのでパターン1のように特定のネットサイトじゃなくても簡単に怖いところやマイナス意見が視界に飛び込んでくることです。かなしい。
僕は文章で見たものを忘れにくい性質があるので文字としてマイナス意見をみて自分へダメージを食らってしまうことがあります。


そこで!!!今回のタイトル!!!

ファンレターを書くのです!!!

何故書くのか、お手紙はまず便箋選びから始まり、ペンはどれにするか、封をする時どうするかと考えることがデジタルより工程が多いように感じます。
つまり何が言いたいかと言うと、一番最初の便箋選びから推しのことしか考えなくなるんです。例えば推しのメンカラは赤だから赤い便箋にするのか、好きと言っていた青にするのかとそこから試行錯誤が始まります。
書き始めはどうする?もしかしたら目に触れるかもしれないから丁寧に感謝を伝えよう。
そうしているうちに今この手紙を書いている時は頭の中は推しと自分の気持ちだけになれる。この時僕は少しでも悲しいことは書かないで気持ち悪いけど、ひたすら「存在してくれてありがとう!ご飯食べて!忙しいと思うけど休めるなら休んでね!」をめちゃくちゃこねくり回した文章にしてる。きもいね。
でも、書き終わって封し終わった時、マイナスな気持ちが消えているんです。


ね!!!もはや写経でしょ!!!!!

推しへの愛をもう一度再確認できるし、心を見つめている時間なので本当に

_____オタク流写経_____


これは実体験です。なので僕はいつも推しの情報やマイナス意見でかなしい気持ちになった時ファンレターを書いています。
ただすごく気持ち悪いタイプのオタクなので封までして送らず、家に溜めこむ傾向にあります。しかも末尾は毎回「この手紙が紛失しますように」が入ってる。キモすぎる。
なぜなら視界に入りたくないからね。文字でも1mmでも僕という情報を推しの視界に入りたくない。だけど、この世の中にはとんでもなくきもいくらいあなたを応援している人間がいるって自信はもって欲しいという大矛盾。何回も言うけど本当に自分がきもい。どうにかして。
これを読んでいる人は送った方がいいよ。僕みたいにきもい文章書かない人たちって信じてるから。
あと、嬉しいと思う。自分が悲しい気持ちになってる時って高確率でその悲しい情報が推し自身の耳に入ってる場合が多いと思うし。
僕はお手紙を頂いた経験がありますが、何度も読み返したり封筒みて頂いた時を思い出すし、なによりも言葉が残るから僕は本当に嬉しかった。
僕はできないけど、キモくないみんなは送ってみよう!

これにて〆

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